愛することはイケナイの…?男と女の「恋愛の考え方の違い」とは

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男性と女性とでは、恋愛を含め考え方がまるで正反対です。人によってその差はある程度ありますが、根本的なところは変わらないでしょう。

その違いの中でパートナーシップを築いていくので当然といえば当然です。

男女の恋愛の根本的な違いは、ズバリ男性は“愛したい”女性は“愛されたい”ということ。

男性の恋愛の一番の幸せは、好きで好きでたまらない人を幸せにすること。女性の恋愛の幸せは男性に愛されて幸せを感じること。

また個人の考え方は生まれ持ったものではなく、親や他の誰かから教えこまれたものです。そこには本来良いも悪いも無く、男女の考え方の違いからお互い恋愛を通じて何を学ぶのか、がとても大切。

そこで今回は数多くの男女の恋愛の形を見てきた筆者が、男女の恋愛に対する考え方の違いについてご紹介します。

■男性は「愛する」こと、女性は「愛される」ことで恋愛が完成していく!

男性が“強さ”に憧れるのは、どこかで自分が“弱い”ことを知っているからです。少しずつ恋愛を通じて人を、女性を“愛する”ということを学んでいく中で強くなっていきます。

ですが、女性自身が愛されたいがゆえに尽くしたり、頑張ったり、気遣ったりあれこれやってあげたりして愛してしまうと、男性が愛することを学べないまま大人になってしまいます。

女性は生まれながらに他者を中心に考えるという性質があるのですが、恋愛ではそれが逆効果になることが多いのです。

ワガママになるくらいでちょうどいいと覚えておいてくださいね。

■女性が愛されるために必要なのは、男性に愛させてあげること

優しくしたら愛される、尽くしたら愛されるなど、“なにかをしたら愛される”というのはすべて幻想です。そういう考えをお持ちであればそれはあなたが“信じてしまっているだけ”です。

「そんな馬鹿な!」と思うかもしれませんが、男性は女性に優しくされても尽くされても愛情を感じることはありません。

もちろんまったく嬉しくないわけではないですが、男性はその女性に“愛される必要性”がそもそもそんなにありません。

それよりも“愛させてくれる女性”に愛情を感じていきます。尽くすことや優しさ、思いやりを受け取ってくれる女性に何倍も愛情を感じていくのです。

女性に大切なのは男性に優しくすることや尽くすことではなく、それらを自分に向けてすること。女性が恋愛で学ぶのは自分を大切にすることそのただひとつです。

いかがでしたか? 男女の恋愛は考え方の間違いからすれ違いや勘違いばかりです。

もっと女性は自分中心に物事を考えていいのだということと、自分を一番に大切にすることが男性を幸せにすることだと覚えておいてくださいね。

ときに男性は、“葛藤して”怒ったり拗ねたりすることもありますが、それは成長の前段階の副作用のようなものなのであまり気にしないでみてください。

【筆者略歴】

広中裕介・・・恋愛の学校『Love Academy』代表ゆ〜すけ。恋愛に対する考えを通して今までの自分を見つめなおせる恋愛の学校。独特の恋愛観から悩みの核心をつく講座・セミナーを全国で展開中。

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※ Vera F / shutterstock