好みの梅干しに出会える「立ち喰い梅干し屋」が表参道ヒルズに期間限定オープン

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※「梅干し 100個並べました」展示イメージ

おそらく誰もが一度は食べたことのある日本人のソウルフード、梅干し。おばあちゃんが作った梅干しが大好きな人や、なかには自分で漬けて毎日食べている梅干しフリークの人もいるのでは。そんな人たちに立ち寄ってほしい梅干しのユニークなお店が、2015年4月23日(木)〜5月6日(水・休)まで、表参道ヒルズの情報発信スペース「OMOTESANDO HILLS POCKET」に登場する。その名も「立ち喰い梅干し屋」。

「カウンターでお客様の好みを伺い、全16種類ご用意した梅干しの中からお客様に合ったひとつを選んでご提供する、ちょっと変わったお店です。すべて1粒お茶付きで300円。この機会にぜひお気に入りの梅干しを見つけてください」と広報担当者。

同店は、「楽しいこと」「嬉しいもの」「素敵なもの」を伝えるユニット「BambooCut(バンブーカット)」の竹内順平さんと切替瑶太さんがプロデュース。梅干しについて取材していく中で、多くの人が嬉しそうに話し、深い愛着を持つ様を目にしたことから、梅干しの魅力を伝える「立ち喰い梅干し屋」を企画したとか。
お店で提供する梅干しは、BambooCutの2人が日本全国で出会った梅干しの中から厳選したもの。その中から気になる梅干しを3つ紹介しよう。

ひとつ目は、紀州の「南高梅」に愛知県豊橋産の「豊栄赤しそ」が添えられた「なちゅら」。しその香りが豊かで、真っ赤な色合いの見た目ほどすっぱくはなく、「南高梅」のフルーティな甘みに加えて、水あめに漬け込んだ奥深い甘みが特長。親しみやすい味わいなので、最初の1品におすすめ。


ふたつ目は、有機JAS認証を取得している、業界初のオーガニックな梅干し「うすしお」。無農薬、無肥料で栽培された有機栽培による梅を、添加物を一切使わずに有機素材の調味料で仕上げたという1品。塩分が控えめで、梅干しそのものの味わいが楽しめるので、ファンも多いとか。作ることがとてもむずかしいことから、「とても贅沢な梅干し」なのだそう。


また、さくら餅のように桜の葉で梅干しを包み込んだ「蜜さくら梅」は、まるで和菓子のよう。静岡県の伊豆半島に位置する松崎町で育てられた大島桜の葉の風味と、はちみつの味が絶妙にマッチして、口に入れると春の風味が心地よく香るのがたまらない。

そのほかにも、それぞれに個性的な梅干しばかり。その豊かな味わいに、梅干し好きな人も驚かされるにちがいない。


梅干しは、すべて築地の「うおがし銘茶」の協力のもと、各梅干しに合わせて選んだというお茶付き。また、このほか、約30種類の梅干し・梅製品の販売や、フォトグラファー浅田政志さんによる梅干しをテーマにした作品の展示もあるそう。梅干しが苦手な人も、もしかしたら新しい梅干しの楽しみ方に出会えるかも?