セックスレス解消法!彼氏・夫をレスにしない4つの方針とは?
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今年1月、日本家族計画協会の調査結果をマスメディア各社がニュースとして伝えました。各社が取り上げたのは少子化にも関係する問題で、夫婦で1か月以上性交渉のない、いわゆるセックスレスの人の割合は約45%で、10年前から比較すると13%程度増加しているとのことでした。
今回は、この調査をきっかけとして、「男性をセックスレスにしない4つの方針」に関して書きます。
■男性がセックスレスになる本当の理由は?
男性は、セックスをしたくなくなる原因として「仕事が忙しい」、「男性の機能に問題を抱えている」などさまざまな理由を挙げます。ただ、これは本音を言っていない場合もあるでしょうし、男性自身、自分がセックスに積極的になれない理由に気づいていないこともあるでしょう。
僕がこれまでに受けた恋愛相談から、次にあげる4つの原因を解決することで、男性のセックスへのモチベーションが高まることがよくあります。是非、CHECK項目を読み、試してみて下さい。
CHECK!男性がセックスレスになる4つの原因
1.パートナーが日常的な存在になった
ここで言う「日常」とは、職場と家の往復など、繰り返される日々を指し、平和で退屈という感情を持つ状態です。この日常から離れた所、つまり「非日常」の中で男性は恋愛をし、セックスをしたくなります。
2人が知り合った頃、男性にとってその女性は非日常の中にいます。ところが、彼女から連絡が来る時間、頻度、メールやLINEの内容、デートコースなどが予想通りになり、徐々に日常化していきます。
また、恋人はすでに「手に入った距離」にいて、自分から離れることはないだろうと感じ、その結果、男性はその女性に関心を失っていきます。これがセックスレスにつながると僕は考えています。
対策は三つあります。一つは距離を置くこと。つまり、連絡の頻度を低くし、自分からデートに誘うのを止めましょう。彼が不安になるくらいまで距離を置くことが重要です。
二つ目は、あなたの日常を見せないこと。たとえば、いつも一緒にお風呂に入っていれば、あなたの裸が日常化してしまいます。掃除、洗濯、料理、子育てなどの生活感あるものを見せると、あなたが日常になっていきます。
三つ目はいつもと違うことをすること。旅行に行ってみたり、ふだんと違うデート、ふだんと違うシチュエーションでのセックスを試してみたりします。髪型やファッションを大きく変えるというのも、変化になります。
2.パートナーが現実的な存在になった
ここで言う現実とは、起きている問題に対処する日々を指し、緊張、恐怖、不満、罪悪感、劣等感などの感情を持つ状態です。この現実から離れた所、つまり非現実の中で男性は恋愛をします。
初めて2人が知り合った頃、男性にとってその女性は非現実の中にいます。ところが、多くの女性は、パートナーを立派な人(あるいは普通の人)にしようと、徐々にダメ出しや要求を始めます。彼のサバイバルスキル(問題解決力やセンス)、ケアスキル(エンタテインメント力やマメさ)を否定するのです。
たとえば、「そんな食べ方をして恥ずかしくないの?」「浪費のしすぎじゃない?」「レストランでは女の子を奥に座らせるのが普通でしょ」「もっと面白い話できないの?!」など。
また、結婚のプレッシャーも彼を現実に引き戻しますし、結婚していたら、「子作りのためのセックス」という姿勢にも冷めます。経済的な問題や、子育ての問題も彼を現実モードにしてしまいます。
さらに言えば、セックスをしたくない男性に対してそれを迫ることも男性を責めていることになりますし、彼をその気にさせるため、急に派手な下着を身につけるとプレッシャーを感じさせてしまい、逆効果になることもあります。
非現実を保つには、これら全てをしないことです。
3.パートナーが女性に見えなくなった
多くの男性は、女性と感じる相手にセックスへのモチベーションを持ちます。ところが多くの女性は、長くつき合っていると女性らしさを保つのを止めてしまいます。
体重が増え、化粧やムダ毛の処理をしなくなり、普段はコンタクトなのに彼の前では眼鏡で過ごし、下着姿でうろうろしたり、ジャージ姿で過ごしたりするようになるのです。
対策は、付き合う前や、付き合いはじめのような女性らしさを取り戻すことです。
4. パートナーとのセックスが怖くなった
セックスというのは、多くの男性にとって、とても純粋で傷つきやすいものです。男性はセックスをしたいと思いながらも、拒絶されたくない、失敗したくない、恥をかきたくないとも思っています。
もし女性が、男性の誘いを何度か拒絶したり、セックスがうまくいかなかったり、女性がダメ出しをしたりすると、自信を失い、次のセックスができなくなってしまいます。やがて男性はその女性にトライすることをやめ、じゃれてくるだけになり、何もしなくなるでしょう。
対処法は、まずは、拒絶はなるべくしないこと。特にデリケートな男性は、拒絶が繰り返されれば、どんな正当な理由を言ったとしても、「本当は僕を拒否している」と感じて何もしなくなります。
次に、ダメ出しをしないこと。ダメ出しは男性に対して、サバイバルスキルとケアスキルがないと言っているようなもので、自信を失わせます。どうしてもダメ出しをしたい場合、3回に1回程度にとどめ、その1回も、どうすれば良いかを彼に教え、彼にその場でそれをさせ、感じたり、褒めたりして終わることです。
彼がセックスに失敗しても、「雑誌でみたけど、よくあることだよ」「こうやってくっついているだけで嬉しい」など、深刻な雰囲気にせず、満足感を伝えましょう。
男性にとってセックスは、言わば大舞台に出るようなもので、緊張させず、失敗を恐れさせず、失敗しても大したことがないと言ってあげることです。ついでに言っておくと、このセックスのときも、現実、日常、女性らしさのなさを感じると冷めてしまいます。
最後に一つ。たとえ、男性が「別にすっぴんでも良いよ」とか「毎日電話して」とか「言いたいことがあれば、気にせず言って欲しい」と言ったとしても、鵜呑みにしてはいけません。口ではそういいながらも、この4つが起きると、彼も気づかぬ間に、その気が無くなってしまうのです。
上記4つにピンと来る人は、これを改善することで、セックスレスが解消されるかもしれません。3ヶ月程度努力を続ければ徐々に効果が現れるでしょう。
恋の教訓
セックスレスは、
非日常、非現実、女性らしさを取り戻せば
解消されることがよくある
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理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』やスマフォ・携帯公式コンテンツ『恋が叶う99のルール』もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。
ぐっどうぃる博士の経歴はこちら
http://u-rennai.jp/goodwill/