先週のアクセスランキング!1位は、離婚して10年経っても、元妻に会い続ける男。不審に思った現妻が、夫を問いただすと…
「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!
“離婚して10年経っても、元妻に会い続ける男”に“カップルの別れ話に聞き耳を立てた女が、恥ずかしさに頬を赤らめたワケ”から“1人に慣れすぎた30歳CAの失恋”まで。さて、栄えあるベスト1は?
★第1位
離婚して10年経っても、元妻に会い続ける男。不審に思った現妻が、夫を問いただすと…
「そういえば昨日さ、モールで女の人に会ったんだよね。愛香の知り合いみたいだったから、友達のお母さんだと思うんだけど、やけに親しげでさ」
「誰だろう?愛香の知ってる人か…。明美さんか美希さんか…?」
「挨拶したんだよね。えっと確か、なんちゃら“ナオ”だったかな…?」
聞き覚えのある名前に、由依は顔が強張った。
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★第2位
彼の誕生日祝いに、ディナーを予約したのに。当日夕方に届いたのは一通のそっけないLINEで…
先日は耳の痛い指摘をされてつい逃げてしまったが、昌文に悪気があったわけではない。だから、誕生日というきっかけを使って、きちんと仲直りをする算段なのだった。
― 東京ステーションホテルのフレンチで一緒に食事をして、私から謝って…。
凛子は頭の中で、何度目かのシミュレーションする。
― その流れで昌文とウチに帰って、プレゼントを渡すの。
プレゼントには、昌文が欲しがっていたポータブルのプロジェクターを用意した。部屋には今朝バラを飾り、テーブルクロスも華やかなものへとチェンジした。おもてなしの準備は万全だ。
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★第3位
カフェで堂々と別れ話をするカップルに遭遇。思わず聞き耳を立てた女が、恥ずかしさに頬を赤らめたワケ
5年という長い月日を経て、結婚を目前にフラれた。「唯が悪いわけではない」なんていう歯切れの悪い言い訳を残して。
フラれた本当の理由はわからないけれど、なんとなく3年目を過ぎたあたりでこうなる予感はしていた。だから心のどこかで「やっぱりか…」と思ってしまったのだが。
それでも今、まさに2週間前の私と同じ思いをしている人が後ろにいると思うと、悲しい気持ちになる。そして聞き耳を立てずにはいられなかった。
「…なんだよ、それ」
「お前とやってく自信が、もうないんだよ」
「待てよ!そんなこと言わないでくれよ…」
― あれっ。後ろのカップルって、もしかして男同士?
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★第4位
婚約者が、他の女と遊んでいることが発覚!でも、結婚がしたくて黙認したら…
相手が既婚であることに、少し安心感を覚えた。2人の恋が実を結ぶことなんて、きっとない。
恐らく、お互いただの火遊び。伸介は、結婚前に、ちょっと羽目を外したかったのだろう。遊びだから、いつか飽きる。だから…。
私は、目をつぶることにした。
知らなかったことに、見なかったことにしよう。私は、自分にそう言い聞かせた。
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★第5位
1人に慣れすぎた30歳CA。ひとり旅、1人ご飯も平気だけど、やっぱり失恋はつらい…
フライトから帰ってきた翌日の今日、彼とのデートを心待ちにしていた絢香は、卓也の姿を見つけ笑顔で駆け寄った。しかし、彼は神妙な顔をしたままつぶやいた。
「ごめん、別れたいんだ」
突然「別れたい」と言われても、絢香はなんと答えていいのかわからなかった。
少しの沈黙の後、ようやく発することができたのは「どうして?」という言葉だけ。卓也は、目を合わせることなく言った。
「綾香ってなんでも自分でできるから、俺じゃなくてもいいんじゃない?」
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