これはマメさんが中学生の頃のお話。
7歳年上のお姉ちゃんには当時付き合っている彼氏がいました。
優しくて、面倒見がよくて、まるで本当のお兄ちゃんのように慕っていたマメさん。
でも、彼の本性は……!?

彼氏は盗っ人 16話

姉を追って実家に押しかけてきた「お兄ちゃん」はマメさんを指名してドアを開けるように伝えます。
ところが開けずに様子をうかがっていると、態度豹変。
マメさんが涙目で恐怖におののいているところ、今度は父が帰宅して……？
す。

マメさんにとって父の帰宅は救世主のようなタイミング。
姉を振り切ってドアスコープをのぞき込むと、彼氏は平然と父にこう言っていました。
「お姉さんと仲直りしたいので、呼んでいたただけませんか？」
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（山田まめ）