津田健次郎がまとう、“成熟した色気”の根源に迫った!
津田健次郎さんといえば、『テニスの王子様』の乾 貞治、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人、『薄桜鬼』の風間千景など、数々のキャラクターを演じ分ける大人気声優。
多忙な日々を過ごすかたわら、俳優、映像監督としても活躍している。
仕事人として、そして1人の男性として成熟した魅力を放つ彼に、“大人の普段着デート”をテーマに語っていただいた!
津田さんのインタビューを、今日と6/4(土)の2回に渡ってお届けします!
■津田さんが語る、“大人の普段着デート”の正解とは?
■WEB限定の未公開カットを含む、特設写真ギャラリー!
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この日、『TWO ROOMS CAFÉ | GRILL | BAR 日本橋』に足を踏み入れると、誰に言うともなく「気持ちがいいなあ」と呟き、そして話を続けた。
「実は、待ち合わせの時間より少し早く着いたので、この界隈を散策してきたんです。日本橋って、空気や時間の流れ方がゆったりしていませんか。
東海道の出発地点ですし、浮世絵に描かれていることもあって興味を持ってはいたのですが、今までその魅力を実感するチャンスがなかった。今日はとてもいい日です」
津田さんは、世間話でもするかのようにリラックスした様子で話を始めた。
折目正しくも、もしかしたら前から知り合いだったのではないかと錯覚させるほど、フランクに。
出身は大阪。東京の東側にはあまり縁がなく、仕事柄、港区や、新宿区、渋谷区で活動することが多いという。
そこで手始めに「どこか大人の普段着デートに良さそうなところはありましたか?」と訊ねてみた。すると、津田さんは少し考え込んだ後、こんな答えを返してくれた。
「今日のお店のように、アクセスしやすくてなおかつ大人も寛げるようなところも素敵ですし、また、ひとが行き交う雑踏をすり抜けた先に忽然と現れる、秘密基地のようなお店も良いのではないかと。
たとえば、神楽坂の路地を折れた一角に控えめに佇む和食のお店なんていかがでしょう。間口は狭いけど、実は奥が深く、四季を感じさせる坪庭があったりして。
料理も、けっして華美ではなく、素材の美味しさをきちんと表すために、引き算の美学が息づいているのが素敵だと思います」
また撮影中、津田さんはこの店について「アラカルトで好きなものを選んでいただくのも、普段着デートらしい楽しみ方といえそう」と語った。
「グラスワインは1,000円ですか?僕自身はお酒を飲めないので今日はフリだけですが、洗練された空間を考えると、良心的ですよね」と、雰囲気を楽しんでいた。
「色気は外見のことじゃない。日々を真剣に生きていれば自然と滲み出てくる」
4月にはテレビ朝日の連続ドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』に、8月にはNHKの夜ドラ『あなたのブツが、ここに』に出演予定と、俳優業も活発化する。
「僕は、マルチタスクを器用にこなすタイプの人間ではありません。
ただ、表現することに関わり続けていきたいという確かな意欲があって、それが、声優やナレーション、さらには俳優、映像監督など、さまざまなジャンルに分散されている状況ですね。
大切にしているのは、すべてを中途半端にしないこと。一つひとつ丁寧に向き合っていきたいと思っています。今までと同じように、これからも」
津田さんの瞳の奥に鋭さが宿った。現状に安住せず、挑戦をいとわないひとの顔をしていた。
よく「ありのままの自分を見てもらいたい」という発言を耳にする。だが、もしかすると、それで本当に勝負できるのは、ある程度の年齢や経験を積んできたひとだけなのかもしれない。
今回のような“普段着デート”を手抜きではなく、こなれた計らいに感じさせられるのも然り。
津田さんと話し、その色気に触れたら、そんな気がしてならなかった。
【後編】 6/4に公開!
■津田健次郎さんも唸った、日本橋のダイニングバーの魅力
■【WEB限定】編集部は見た!津田さんの撮影当日の裏話
■プロフィール
津田健次郎 6月11日生まれ。大阪府出身。アニメ、洋画吹替、ナレーターなどの声優業、俳優業、映像監督や作品プロデュースなど、幅広く活動している。第15回(2020年度)声優アワード主演男優賞受賞。昨年、ドラマ『最愛』(TBS系)で刑事役に挑み、話題に
■衣装
スーツ 401,500円〜(オーダー価格)、シャツ 92,400円〈ともにジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070〉、時計 638,000円〈グランドセイコー/セイコーウオッチ TEL:0120-061-012〉、メガネ 49,500円〈BJ CLASSIC COLLECTION/Eye's Press TEL:03-6884-0123〉、その他 スタイリスト私物
▶このほか:「カウンター席でも、相手の目をジッと見つめて…」子犬系男子・赤楚衛二がオトコになる瞬間って?
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【WEB初出しカット!】カメラ目線で、艶っぽくじっと見つめる津田さん
この日、津田さんは、仕事終わりのデート服の定番“ノータイ”で登場
駅直結の店は天候にも左右されず、使い勝手抜群。ただし、大人が寛げる場所にあることが大前提
モノクロ写真でも、溢れんばかりの色気を醸す津田さん
“TWO ROOMS”の名物であるフレッシュなオイスターを、ひと口でちゅるん