デスクワーカーの“座り過ぎ”問題!解決のポイントを専門家が伝授

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 この1〜2年、リモートワークの時間が増して、“座り過ぎ”を感じていませんか?

 もともと、座り仕事は脚のむくみや疲労感が蓄積しやすい傾向にありましたが、コロナ禍でさらに座っている時間が増え、悩みも切実なものとなっているようです。

 パナソニックが2022年3月、デスクワークをする20〜50代の女性500名を対象に実施したアンケート調査では、イスやソファなどに座っている状態が平均9時間近くというデータもあったそうです。さらに、座り過ぎで約8割の人が下半身の疲労を感じていて、腰、ふくらはぎ、脚全体、太ももなどは、とくにケア不足と感じているようです。

 座位時間についての研究を行う早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗さんによれば、座っている時間が増したことによるトラブル対策のポイントは、30分に一度を目安にこまめに立ち上がったり、歩いたり、その場で軽めのスクワットやかかと上げをしたりと、ちょっとした動きを加えることなんだとか。

 また、脚全体の疲れを感じたときには、足先、ふくらはぎだけではなく、膝裏や太もももケアをするとよいそう。運動やマッサージなどで刺激を与え、座っている間に凝り固まっていた筋肉をほぐし、下半身全体の血行を促進することを勧めています。

 このような座り過ぎ問題の対策としては、次のようなアイテムも活用するとよさそうです。

■パナソニック「エアーマッサージャー レッグリフレ」

 脚専用のマッサージ機で、プロの手によるマッサージを追求しているとか。足先から太ももまでを包み込むロングタイプなので、脚全体を一度にマッサージすることができますね。太ももや膝裏など、エアーの力でしっかりほぐしてくれるから、座り過ぎ対策にもよさそう。疲れに合わせたコース選択や、3段階で好みの強さを調整できるのもいいですね。

■ミズノ「ル・プリエスクワットバルン」

 毎日のこまめなスクワットをサポートしてくれるアイテム。座ってゆっくり上下するだけで、きついスクワットをやさしくサポートしてくれるんです。テレワーク中でもオススメです。360度ゆらゆらできる機能付きのため、不安定な状態を作り出すから知らず知らずの間に体幹トレーニングにも! 座り過ぎ対策とトレーニングが同時にできてお得かも。

■ピップ「スリムウォーク クイックリセットソックス」

 疲れた脚には、定番の着圧ソックスも押さえておきたいところ。足指、足裏、ふくらはぎの3ポイントケアで、疲れた脚を短時間でリセットできるソックスです。足裏ビーズクッション内蔵で歩くたびに足裏を刺激し、足指ビーズセパレーターで足指をしっかり広げ、高着圧設計でふくらはぎを引き締めてくれます。

 座り過ぎで下半身の疲れを感じているなら、ぜひ活用してみては。