2021年に、乃木坂46の新しき顔としてセンターに立った、齋藤飛鳥さん。

これからの乃木坂46を担う“エース”をお連れしたのは、まさに次世代の港区イタリアンを牽引する存在として注目を集める、話題のイタリアン『ISSEI YUASA(イッセイ ユアサ)』

そこで、いつになく大人な表情で斎藤さんが語った、新エースとしての本音と決意とは?

彼女のインタビューを、今日と31日(金)の2日に渡ってたっぷりお届けする!

【前編】
■齋藤さんが明かしてくれた、乃木坂のエースとしての自覚と本音
■【WEB限定】編集部は見た!齋藤さんの撮影当日の裏話
■【WEB限定】撮影風景のメイキング動画
■WEB限定の未公開カット!


「グループ内での立ち位置を改めて見直した、2021年でした」


センター、リーダーなど、立ち位置についての話題が避けて通れないのは、集団の宿命だ。それがアイドルグループであれば、なおのことだろう。

デビューから10年を迎えた乃木坂46だが、昨年、ひとつの転機を経験した。

それは、“絶対エース”であり続けた白石麻衣さんの卒業だ。後輩に背中を見せる立場として切磋琢磨し、同じ1期生として共に駆け抜けてきた齋藤飛鳥さんの胸中は、いかに。

「白石が卒業する前は、そんなに変わることなんて無いだろうと思っていたんです。

乃木坂はメンバーがみんなしっかりしているし、白石もどちらかというと、ぐいぐいリーダーシップを取るタイプではなく、彼女の姿勢を見て、みんなが自然について行く、という感じだったので。

でもやっぱり、変化はあって……」

そう目を伏せた後、どこか遠くを見つめながら続けた。

「後輩とコミュニケーションを取る場面が増えたことで、まず1回つまずきました。

ずっと1期生の最年少として、お姉さんたちに甘えて10年やってきたツケというか。“あぁ、私これやったことないから、どうやったらいいか分からないかも”って(苦笑)」


「悩みと向き合う自分も認めてあげる。少しずついい大人に近づけたらいいな」

「食事の時間が何よりも好き。また是非呼んでくださいね♡」。スタッフを喜ばせようとしてのひと言だったのかもしれないが、店を後にした彼女の表情は、確かに明るかった。こうして活力を蓄えた彼女は、明日も誰かを笑顔にするのだ


「乃木坂46に入ってからしばらくは、選抜でも3列目にいることが多かったですし、数年前に初めてセンターを務めましたが、それも、遅い方なんです。

だから、白石、西野(七瀬)という誰もが認めるエースの横で、“次世代エースだね”と言われてもピンと来なかった。

でも何年もそう言われることが続いて、実際に前に出ることも増えていったけど、急展開すぎて追いつけていなかったと思います。

“なんで?なんで、エースって言われるんだろう……。なんで、なんで?”って、ちょっとした反抗期というか。ハタチ前後は自分でも、ひねくれてたと思いますね(苦笑)」

まさにその“ハタチ前後”だった2018年、2019年には、『情熱大陸』や『アナザースカイ』といった密着系番組にも立て続けに出演。

それは“次世代エース”として、誰もが彼女に注目していた証でもある。

「あの時と今では表情が全然違うって、自分でも思います。当時は悩みもめちゃめちゃいっぱいあって、毎日葛藤してて。尖っていたし、子どもでしたね。

今は悩みがゼロになったわけではないけれど、余裕が出てきたからこそ、充実しているのが表情にも出てるな、って自分でも思います。

あぁ、本音を言えば『情熱大陸』も『アナザースカイ』もやり直したいくらい(笑)。

でも、当時の私を見てファンになってくださった方は、逆に今の大人になった私を見て戸惑ってるかもしれませんね」


未公開カット、撮影当日の動画&裏話…WEB限定で齋藤さんの魅力をたっぷりお届け!


「乃木坂46で完全燃焼すること。2022年は、これを目指して走り抜けます」

【未公開カット!】スプーンに乗ったお料理を、愛おしそうにじっと見つめる斎藤さん


では、エースとして齋藤さんが目指す場所とは?

「乃木坂46で完全燃焼したいんです。もうしたと思っていたけれど、実はまだまだやり残したことが見えてきた。

後輩に教えたいこと、同期と挑戦したいこと、グループで叶えたい夢。不思議と欲が出てきたみたい。それら全部に納得できた時が、自分の将来について考える時なのかもしれません。

またひとり、自分と向き合って考えるんだろうな。年々、すぐ座るし、体力が衰えてるのを痛感してますけど(笑)」

そう笑った後、「本当に嬉しかったんですよ、東京カレンダーさんの表紙を飾れるって」と予想外の発言!

「20歳過ぎたくらいからかな、読むようになって。ずっと大人の世界だと思っていた雑誌で、自分がいよいよそのカバーを飾れるって、感慨深いです」

思わず、リップサービス……ですよね?と確認する。

「本心ですよ〜。今日実際に現場に立たせていただいて、改めてこんな幸せな撮影って、なかなか無いなぁと実感しました。

私は美味しいものが食べられて、お店は雑誌で紹介されて、いいお店が載れば誌面だっていいものになるし、みんながハッピー。あ、都合良過ぎますか?(笑)」

トップアイドルにそう言っていただき、間違いなく2021年最大の賛辞だ。

着実に、確実に。少女から大人へと階段を上る彼女の横顔は、どこまでも美しかった。

いつか完全燃焼するその日まで、齋藤さんを見届けていきたい。そんな風に思わせる人だった。


【WEB限定】編集部は見た!齋藤さんの撮影当日の裏話

【未公開カット!】可愛らしい表情から一転、キリっとしたスマートな大人の顔に


東京カレンダー初登場となる、乃木坂46の齋藤飛鳥さん。

お酒が飲めるようになってから愛読してくれているとのことで、「表紙を飾るなんて念願のお話でした♡」と可愛らしい笑顔を見せた。

撮影の合間に、ロケ場所となったイタリアン『ISSEI YUASA』の感想を聞くと、お店の雰囲気、料理のポイントなどを細かに教えてくれた。

「普段はそこまで話さないのに、美味しいお料理を前に、思わずテンションが上がって喋り過ぎちゃいました(笑)」とのこと。

国民的アイドルを饒舌にしたイタリアンと、齋藤さんの素の笑顔を、ぜひ最新号でチェックいただきたい!


【表紙撮影風景の裏側を公開!】


【後編】 12/31に公開!
■齋藤飛鳥さんも唸った、西麻布のイタリアン『ISSEI YUASA』の魅力
■WEB限定の未公開カット!

■プロフィール
齋藤飛鳥 1998年生まれ。2011年、13歳で乃木坂46の1期生オーディションに合格し、デビュー。小柄ながら類まれな8頭身スタイルを生かし、ファッション誌でモデルとしても活躍。2021年にはInstagramに個人アカウント(@asuka.3110.official)を開設。

■衣装
ジャケット 59,400円〈メイメイジェイ/エスケーシー TEL:06-6245-3171〉、ドレス 46,200円〈ヨウヘイ オオノ TEL:03-5760-6039〉、イヤリング 1,000,000円、ネックレス 3,300,000円、右手リング 1,500,000円〈ブチェラッティ TEL:03-4461-8330〉、パンプス 108,900円〈セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス TEL:0570-016600〉、バッグ 89,100円〈ロンシャン/ロンシャン・ジャパン TEL:0120-150-116〉

▶このほか:「インスタは盛りません」真木よう子が、素の自分を堂々とさらけ出せる理由




東京カレンダー最新号では、齋藤飛鳥さんのインタビュー全文をお読みいただけます。
2021年は心境に大きな変化があったという齋藤さん。グループに対する自身の思いを、たっぷりと語ってくれています!

アプリのダウンロードはこちらから。