2020年末の「M-1グランプリ」で王者の座に輝いた、マヂカルラブリー。

2017年の決勝戦最下位の雪辱を果たしたことから、“お笑い界のリベンジ王”と呼ばれるように。

そんな彼らのベールに包まれた素顔を暴くべく、話題のホテルでインタビューを敢行!

今日と29日(水)の2日に渡ってその模様をお届けする。

【前編】
■マヂカルラブリーが明かしてくれた、お笑いへの熱情
■WEB限定の未公開カット!



いつものピンクベストから一転、シックな印象の村上さんと、前髪を上げたクールな野田さん。キメ顔を求められるシューティングの合間で、互いの装いにツッコミを入れ合っていた


マヂカルラブリーのネタは、まるで“沼”のようだ。1度目よりも2度目、2度目より3度目と、観るごとに独特な世界観に引き込まれる。

2020年の“M-1”王者に輝いた際は、「どうしても笑わせたかった」“西の女帝”上沼えみ子さんに「(ネタが)芸術的」と言わしめたことでも話題に。

その後の飛ぶ鳥を落とす活躍ぶりはいわずもがなだが、今ふたりの目には、どんな景色が映っているのだろうか?

「2021年は、おかげさまで本当に忙しくさせていただきました。無観客の配信ライブやラジオなど、応援してくださる方とのつながりをいろいろな場面で感じることができた1年でもありました。

去年の今ごろは、まさか僕たちが東カレさんに出させていただくなんて想像もしてなかったです(笑)。欲をいえばもうちょっと絞って出たかったですね(笑)」と話す村上さんだが、アーティスト然とした大人なコーディネートが、驚くほどよく似合っている。


「いつものキャラを脱ぎ捨てて、裸の自分で勝負することも男には必要」

ガラス越しに肉体美が際立つ、野田さんのシャワーグラビアをWEBでも公開!


一方、ピン芸人としても2020年に“R-1”で優勝を飾った野田さんは、業界屈指の筋トレマニアとしても有名。

今回、吉本芸人として東京カレンダーで初の上半身ヌードを披露した際、鍛え上げられた肉体の美しさに、撮影時もスタッフから感嘆のため息が漏れた。

27歳のときに、ふともう一度ダンクがしたくなって始めたという筋トレは、お笑い同様に野田さんの人生において重要なポジションにあるという。


WEB限定で、野田さんのシャワーグラビアの未公開カットを大公開!


「お笑いに向き合うほど、どんどん沼にハマる。根っからの、芸人です」

【未公開カット!】多忙を極めるマッチョが、つかの間、疲れを癒す…


「筋トレって、やればやるほど成果が見えるけれど、お笑いは真逆だと思っていて。

お笑いは、やってもやっても正解が見えなくて底なしの沼にハマっていく感覚すらあります。こんな普通の人間がチャンピオンになることもあるから、お笑いは本当にわからないです。

“R-1”や“M-1”で優勝できたことはもちろん嬉しいしとてもありがたいですけれど、どうして僕たちが、と不思議な感覚になることもありますね」



もし、マヂカルラブリーのふたりが同じ女性を好きになったら?「僕は全力で行きますね」という村上さんに、「とにかく傷つきたくないので静かにその場を去ります」と野田さん


現状に対してあくまで冷静。

“M-1”優勝後のこの1年の変化について、村上さんが「自分たちの考え方は変わらないけれど、不必要に誇示することが少なくなった」と言うと、野田さんも同じだと応戦する。

「僕も、コンビの立ち位置はこれまでと同じだと思う。ただ、もっとドシンと腰を据えて落ち着けるのかな、という予想は裏切られました。ひと息つける日が来るなんて、まだ想像できないっす(苦笑)」

怒涛の1年を駆け抜けたマヂカルラブリーだが、“多忙”を経験しながらも現状に甘んじず、いい意味でそのスタンスに変化はない。

お笑い界のトップをひた走りながら、ひとりは高円寺でカニミソの鮨をつつき、ひとりは地道に筋肉と向き合う。

彼らはどこか潔く、実に格好いい芸人なのだ。



【後編】 12/29に公開!
■マヂカルラブリーも唸った、日本橋のフレンチ『nôl』の魅力
■【WEB限定】編集部は見た!マヂカルラブリーの撮影当日の裏話
■WEB限定の未公開カット!

■プロフィール
マヂカルラブリー 1986年神奈川県生まれの野田クリスタルと、84年愛知県生まれの村上によるお笑いコンビ。2007年にコンビを結成。2020年には悲願の『M-1グランプリ』優勝を果たし、今やテレビやラジオで引っ張りだこの大人気コンビに。『お尋ねギルドロップス』(BSCX系)やラジオ番組『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』などにレギュラー出演中。

■衣装
[村上さん]ジャケット 74,800円〈ビナイン/エヌエスナイン TEL:03-5877-9442〉、眼鏡 34,100円〈モスコット/モスコット トウキョウ TEL:03-6434-1070〉、時計本人私物、その他スタイリスト私物
[野田さん]レザーブルゾン 171,600円〈チンクワンタ TEL:050-5218-3859〉、ニット 22,000円、パンツ 38,500円〈ともにコラム/エストネーション TEL:0120-503-971〉、その他スタイリスト私物
[女性]ワンピース 75,900円〈コルコバード/フィルム TEL:03-5413-4141〉、その他スタイリスト私物

▶このほか:「片思い中の彼女をカウンターで口説いたら…」人気芸人・シソンヌの切ない恋物語




東京カレンダー最新号では、マヂカルラブリーのおふたりのインタビュー全文をお読みいただけます。
M-1優勝後の裏話や行きつけのお店など、プライベートな一面をたっぷりお届け!

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