「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“潔癖の彼氏が自慢の手料理を食べずに即帰宅した理由”に“32歳女の人生が狂い始め、選んだこと”から“男がすぐに帰って悶々とした女”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
彼氏が自慢の手料理を食べずに即帰宅。潔癖男が嫌がった理由は、家に“アレ”がなかったから…

拓人が喜んでくれると想像し、得意料理を披露しようと決めていた。買い物から料理の下ごしらえまで、準備は万端だ。

タンドリーチキン、トマトクリームパスタ、海鮮サラダ、きちんと裏ごしをした南瓜のスープ。“料理上手な女子”のメニューを並べると、地味な我が家も華やかに見える。

だが、これほど頑張ったのに、拓人は食事をほとんど残して帰ってしまったのだった。

「ごめんね。僕、あんまりお腹が空いてなくて…」

料理は美味しいと言ってくれたはずなのに…。一体、どうしてだろう?

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★第2位
目撃してしまった、トップアイドルの裏の顔。ショックを受けたファンはとんでもない物を手にして…

彼女は今、日本中の注目を浴びていた。インスタのフォロワーは、デビューしてすぐに1Mを突破し、彼女の過去を暴こうとする記事はネットに溢れかえっていた。

某大手化粧品メーカーのマスカラのCMには単独で出演し、由奈の信じられないほどにあか抜けた顔と、まだあどけない表情は、渋谷の大型ビジョンをジャックしていた。

そんな彼女から私は、どれだけ元気をもらってきたか分からない。ただの一ファンにしか過ぎないけれど、私は彼女を心から推していた。

…ほんの少し前までは―。

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★第3位
「ある日、200万円がポンっと口座に入って…」32歳女の人生が狂い始め、選んだのはまさかの…

「しおりはさ、発想がちょっと人と違うっていうか。言うことが鋭くて面白いよねえ」

そんな風に、素直なお嬢様の中でただのこじれた毒舌を面白がってくれる親友たちによって、私はプライドを保っていた。

高校卒業後、留依はフェリスに、菜穂子は東大に、私は日大に進学した。学校は違ったが、3人とも東京周辺の大学に進学したことで、私たちは単なる中高の親友から、その後もずっと続く強固な関係になった。

でも、私はこのときまだ知らなかった。自分だけが凡庸で、そのせいで東京で受けられる恩恵が、彼女たちと違ってとても少ないということを。

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★第4位
「僕にはね、妻がいるよ」旅館での密会中、男にアッサリ告げられた女は抵抗したが…

大介との生活が退屈だからといって、簡単に手放すことはやはり怖かった。…だが、今となっては篤志との奇跡的な出会いをふいにすることの方が、怖い。

この出会いは、一生にそうそうない奇跡のようなものだ。きっと篤志も、自分に対してそう思っているはず。篤志の表情を見て、美津は確信する。

― 「付き合ってくれませんか」って言ったら、きっと篤志は顔をくしゃくしゃにして喜ぶわ。

しかしその一言は、美津の喉元で抑え込まれる。同じタイミングで篤志が口を開いたからだ。

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★第5位
ソファでキスくらいは覚悟していたのに。男がすぐに帰って悶々とした女は…

「あ、明日!?急だね、ちょっと予定を確認してからLINEする!とりあえず、一旦切るね」
「わかった、LINE待ってる」

まくしたてるような口調で慌てて電話を切ったのは、動揺を悟られないためだ。

― あー、焦った!だって、部屋に来るってことは…そういうこと…だよね?

私も明日は休みで、これといった予定はない。颯と一歩踏み込んだ関係になることが、嫌なわけでもない。それなのに、私は二つ返事でOKできなかったのだ。

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