東大から外銀女子になったものの…。28歳で女優に転身した才色兼備な美女の正体
東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。
東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。
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末永愛子さん、30歳。
英語、フランス語、韓国語、中国語と4ヶ国語を自在に操る、東京大学公共政策大学院出身の才女である。
28歳の時、勤めていた大手外資系金融機関を退職し、長年の夢だった女優の道を歩むことを決意した愛子さん。
華麗なるキャリアを捨て、夢に向かって突き進む決断と覚悟は相当なものだろう。
まずは学生時代に遡り話を聞いた。
エリート街道まっしぐらだったが、あることがきっかけで…!?
華々しいキャリアを捨て、彼女が飛び込んだのは…
愛子さんは、愛知県・名古屋市に生まれ、地元の中学・高校一貫女子校に通っていたそうだ。
理不尽な校則には物申すような強気な一面もあったが、流行りのタレントやアイドルに憧れて歌やダンスを真似る平凡な女子高生だったそう。
そんな彼女に転機が訪れたのは、18歳で上京した時のこと。
都内の大学で語学の勉強を始めると、その奥深さにすっかり魅了されたという。
そこで彼女は積極的に留学したり、世界情勢について学んだりしたそうだ。この時期に、英語やフランス語もマスターした。
さらに国際関係を学びたいという探究心から、大学院に進むことを決意。
選んだのは、前述の通り、東京大学公共政策大学院だった。語学が得意だったこともあり、すんなり入学試験に合格できたそうだ。
「大学院では、経済学に国際学、法律を学びました。中国の北京大学と韓国のソウル大学に半年ずつ留学したので、それぞれの国の言葉を覚えました」
大学院を卒業したあとは、外資系金融機関に就職。花形の営業職に就き、公私共に充実した日々を送っていた。
「新卒で入社したのは、フランス系の企業でした。
毎年ボジョレー・ヌーヴォーが解禁されると、ホテルの会場を貸し切り『ボジョレー会』をしたり、仕事終わりには、西麻布や青山の高級レストランで食事をしたり…。
仕事も楽しかったですし、経済的にも恵まれていましたね」
ところが、20代後半になると暗雲が垂れ込めてきた。
「毎日朝から晩まで仕事漬けで、精神的にも肉体的にも疲れが蓄積していたみたいで…。ストレスで肌が荒れたり、口内炎ができたりすることは、日常茶飯事でした。
学生時代に思い描いていた『バリキャリ街道』を歩んでいたはずなのに、私の人生このままでいいのかなって考えるようになりましたね」
“働くロボット化”していたという彼女は、自分が進みたい方向性について改めて見つめ直してみた。
すると、幼少期から憧れていた“芸能界の仕事に進みたい”という想いが溢れてきたという。
「当時28歳だったので、年齢的なことを考えると不安もよぎりました。でも、一度きりの人生やりたいことに挑戦してみようという思いから退職して、ロンドンの演劇学校に入学しました」
ロンドンで本場の演技法を学んでいるうちに、自分の本質を見ることができたそうだ。
「本格的に演劇を学び、これまでの人生、いかに自分が色々な感情を抑圧していたかや、偽りの自分を演じていたことに気づきました。
すべての鎧を脱ぎ捨て、女優として裸一貫になる作業は、決して楽ではありませんでしたが『私が進みたかったのはこの道だ』と改めて実感することができましたね」
2020年に帰国してからは、本格的に女優としてのキャリアを築くため奔走している。
国内での活動はもちろん、海外メディアが制作するドラマや映画のオーディションも積極的に受けているという。
「最近は、ロシアで制作されるドラマのオーディションを受けました。海外ドラマのオーディションを受けるときは、審査用に映像を撮って先方に送り、見てもらうのが主流です。
感情の起伏が激しい役で演じるのが大変でしたが、所属事務所のマネージャーさんに協力してもらい何度もテイクを重ねてテープを回すうちに、納得のいく演技ができました」
夢に向かってまっすぐに努力し、突き進む彼女。
「いつか『007シリーズ』のボンドガールになるのが夢です」と打ち明けてくれた。
今度は、恋愛についても聞いてみた。
フランスでの忘れられない彼
フランスで経験した燃え上がるような恋
ずばり、タイプの男性を聞いてみる。
「束縛しない男性がいいですね。これまでお付き合いしてきた方は、国籍も年齢も見た目もバラバラ。見た目に対するこだわりは、ありません」
学生時代、フランスに留学をしていたときに、忘れられない恋を経験したそうだ。
「現地のバーで、役者を目指しながらバーテンダーとして働く男の子と恋に落ちました。すごく好きになっちゃって、そのまま現地で同棲を始めました。
最初の半年はラブラブだったのですが、彼は愛情表現が苦手な人で…。本当に私を好きなのかいつも不安でした」
次第に、不安がピークに達したという愛子さん。
結局、彼女が日本の大学院に入学のため帰国するタイミングで、まだ彼を愛していたが別れを決意したそうだ。
「自分のほうが相手を追いかける恋愛って、燃えるじゃないですか?別れた後も、しばらく彼のことを忘れることができなくて、つらかったです。
でも、その恋を通じて、“自分ばかり追いかける恋はやめよう。お互い同じ分量好きでいられる恋がしたい”と思うようになりました。燃え上がるような恋は幻想だなと…」
そう言って、さわやかな笑顔を見せてくれた。
ちなみに、好きな人の前では甘えん坊になってしまうそうで…。
「スキンシップも大好きだし、ずっとくっついていたいです。ふざけたあだ名を付け合って、その名前で呼び合うようなお茶目な関係も好きですね」
沢山の経験を積んで輝き続ける彼女の今後に期待したい!
<今週の美女>
末永愛子さん
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<カメラマン>
佐野 円香
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