医師と薬剤師が“朝に絶対にしない習慣”5選「朝食で腹8分目はNG…!?」

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起床時にストレッチをする人、ヨガをする人など健康的な生活を心がけている人は多いと思います。様々な朝習慣があると思うのですが、その習慣が正しいのかは意外と分からないものですよね。

そこで今回、薬剤師のキクオ先生、健康スポーツ医である木村好珠先生、医師の益田裕介先生の3名に起床時にしないNG習慣を伺ってきました。

医師・薬剤師のNG習慣とは画像:Ljupco Smokovski/Shutterstock

(1)朝食を抜かない

キクオ先生は「社会人になってからは朝食を取らないことをしない、つまり朝食を積極的に取るようにしています。時間がないときでもプロテイン1杯を飲んでおくのがいいでしょう。朝から全開で仕事をするためにはエネルギーは必要だと思います」と忙しくても、朝は必ず朝食をとるよう心がけているそうです。

(2)大食い

また、キクオ先生は「朝ご飯をたらふく食べると機敏な動きができないと感じることがありました」と語っていて、また、「腹8分目は無意識に食べ過ぎてしまうと考えているので、腹6分と振り切って朝の大食いはしないようにしています」と、朝から食べすぎないよう注意もしているとのことです。

朝はのんびり起きる!?画像:wavebreakmedia/Shutterstock

(3)急に動かない

木村先生は「起きてから急に準備をすると、カラダがびっくりしてしまう気がするので、少しゆとりのある時間を持つようにしています」と言います。また、「ベッドの中で左右にゴロゴロしたり、お腹のマッサージをしたりして、ゆっくりカラダをオンの状態に持っていきます」と、ベッドの中でカラダを目覚めさせてから活動するそうです。

(4)朝起きてすぐの運動

益田先生は「朝は怪我をしやすい危険性もあると考えているので、ジムなどの運動は控えた方がいいと考えています。もし運動をするのであれば、 散歩ぐらいがおすすめです」と起床時の運動はリスクがあると説明されています。

(5)読書やゲーム

また、益田先生は「朝に読書やゲームをすることは避けています。朝は頭が働くので、できるだけ生産性の高い頭脳作業をするように心がけています 」と意外なNG習慣を教えていただきました。

さらに、「読書やゲームは受け身的な行動になりやすいため、眠る前や頭が疲れた時などに行うのがおすすめです」とも話されています。

いかがでしたか? 朝の習慣を見直したい人はぜひ、参考にしてみてください。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
キクオ
薬剤師ブロガーとして、ブログをはじめSNSや自身のメディアを通して医療情報を毎日発信している。医療関係者や薬学生にとって役立つ情報を分かりやすく伝えた内容は多くの人から支持を集め、2021年3月現在Instagramのフォロワーは10万人を超えている。

木村好珠
精神科医、産業医、健康スポーツ医。精神科医として常勤し、都内企業の産業医も務めている。また、東京パラリンピック ブラインドサッカー日本代表、北海道コンサドーレ札幌アカデミーのメンタルアドバイザーとしても活躍中。

益田裕介
早稲田メンタルクリニック・院長。防衛医大卒業後、自衛隊病院などを経て開業。精神保健指定医、精神科専門医・指導医として“対話”を重視した治療を追求し、YouTubeチャンネル『精神科医がこころの病気を解説するCh』でもメンタルの不安に寄り添った情報を発信している。

【画像・参考】
※Ameashi・Ljupco Smokovski・wavebreakmedia/Shutterstock

医師と薬剤師が“朝に絶対にしない習慣”5選「朝食で腹8分目はNG…!?」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

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