「オールインワン」のメリットとデメリット!役割・効果など詳しく解説します

写真拡大 (全5枚)

オールインワンのメリットは「時短でお手入れ」「スキンケア化粧品代の節約」「肌への負担軽減」ができることで、デメリットは「美容効果が低い」「肌に浸透しにくい」「肌状態に合わせてお手入れができない」ことがあります。
自分の肌の調子や悩みにあわせて、必要なスキンケア化粧品を併せて使うことが必要です。

1品でスキンケアが手軽にできるオールインワン。楽に綺麗になれるなら、どんな女性だって試してみたくなりますよね。

しかし、これまでしっかり時間をかけてスキンケアをしてきた人にとってみれば、オールインワンが本当にいいのかと疑問に思う人もいるかもしれません。

そこで本記事では、オールインワンの役割やメリット・デメリットなど詳しく説明します。

オールインワンについて
出典:byBirth

オールインワンとは、数あるスキンケア化粧品の1つです。ここでは、オールインワンの「役割」と「メリット・デメリット」について解説します。

オールインワンの役割

オールインワンは、水分と油分、美容有効成分をバランスよく配合したスキンケア化粧品で、1品で必要なお手入れを完了させる役割があります。

スキンケア化粧品には、化粧水、乳液、クリーム、美容液など他にも種類がありますが、それぞれ1つの役割しか持ち合わせていません。例えば、化粧水は水溶性成分が多く、うるおいを与える役割がありますが、油分がないため保湿効果を持続させる役割はありません。保湿力を持続させるには、乳液やクリームなど油分の多いアイテムを併せて使うことが必要になります。

一方、オールインワンは、スキンケアに必要なすべての役割が1品にまとまっているため、複数の化粧品を使う必要がなくお手入れが楽です。オールインワンの中には、化粧下地の役割をもつものもあり、メイクの密着力を高めて仕上がりを美しくする効果も期待できます。

オールインワンのメリット・デメリット
出典:byBirth

一般のスキンケア化粧品とは、特徴が異なるオールインワン。ここでは、オールインワンのメリットとデメリットについてそれぞれ解説します。

オールインワンのメリット

オールインワンのメリットとして次の3つが挙げられます。

時短でお手入れができる

前述の通り、オールインワンは水分、油分、有効成分が全て1品に配合されているため、化粧水、乳液、クリーム、美容液を使ったお手入れを1度でできます。

忙しい人やスキンケアの手間を省きたい人には、非常に便利なアイテムといえるでしょう。

スキンケア化粧品代の節約ができる

複数のスキンケア化粧品を使ってお手入れをする場合、揃えるために出費がかさみがちです。とくに、美容液は有効成分の配合量が多いため、高額になりやすい傾向にあります。

対して、オールインワンであれば、有効成分も入っており、1品のみの購入になるので、効果を感じつつ出費を抑えられます。

肌への負担を軽減できる

肌に触れる回数が多いほど、手のひらと肌との間に摩擦が起こりやすく、負担がかかりやすくなります。したがって、複数の化粧品を使うと、お手入れの工程が増えて肌を傷つける可能性が高くなります。

対してオールインワンは、1回肌にのせるだけでいいので、肌に負担がかかりません。また、油分が含まれていてとろみがあるので、緩衝材にもなり、より肌に低刺激といえます。

オールインワンのデメリット

一見すると便利なオールインワンですが、デメリットもあります。デメリットとして挙げられるのは次のとおりです。

美容の効果としては低め

オールインワンは、複数のスキンケア化粧品が持つ効果が1つにまとまっています。そのため、1つ1つの濃度が薄くなりやすく、効果も低くなる傾向にあります。

肌に浸透しにくい

スキンケア化粧品をスピーディーに肌に浸透させるには、水分、油分の順番に重ねることが必要です。しかし、オールインワンは水分と油分が一体になっているため、水分を先に入れられません。

その結果、浸透のスピードが遅くなり、効果が出るまで時間がかかることがあります。

肌の状態に合わせたお手入れができない

肌は、日によって状態が異なり、調子に合わせてお手入れをすることが大切です。しかし、オールインワンを使ったお手入れは、1通りしかないため、肌の状態に合わせたケアをしにくいというデメリットがあります。

オールインワンのデメリット対策

出典:byBirth

オールインワンのデメリットをカバーするには、効果を高め、サポートしてくれるスキンケア化粧品を併用することが必要になります。

例えば、肌にしっかり浸透させるために、オールインワンの前に導入化粧水もしくは導入美容液を使い、浸透力を高めることは有効です。紫外線を浴びてシミが気になるのであれば、美白やターンオーバー促進効果のある美容液を使ったケア、日に焼けにくい肌をつくるために、保湿効果のある化粧水や美容液を使うこともよいでしょう。

自分の肌の調子や悩みにあわせて、必要なスキンケア化粧品を併せて使うことで、オールインワンの欠点を補い、よさを活かせます。

まとめ
出典:byBirth

オールインワンには、水分、油分、有効成分がバランスよく配合されており、1品でスキンケアの全工程を完了させられる便利なアイテムです。

メリットとしては「時短でお手入れ」「スキンケア化粧品代の節約」「肌への負担軽減」ができることが挙げられます。一方、デメリットは「美容効果が低い」「肌に浸透しにくい」「肌状態に合わせてお手入れができない」ことがあります。

オールインワンのデメリットをカバーするには、自分の肌の調子や悩みにあわせて、必要なスキンケア化粧品を併せて使うことが必要です。

オールインワンは上手に活用して、毎日のスキンケアに取り入れましょう!