もっと細見えする体へ。姿勢を整えつつ【しなやか美背中】に導く簡単習慣

自分からは見えなくても周囲からはバッチリ見られている“背中”。お肉がたるんでいたり、むくみで広く見えてしまうと、華奢感が失われるのはもちろんのこと、太見えの原因にもなってしまいます。そこで習慣に採り入れたいのが、姿勢を改善しつつ背中周りを引き締めてくれるヨガの簡単ポーズ【ベビーコブラ】です。

 

【ベビーコブラ】

このポーズは背中周りの引き締めだけでなく、肩甲骨周りの筋肉の強化も叶う優れもの。つい前傾姿勢になりがち、猫背気味、内巻き肩といった姿勢悩みの改善にも役立ちます。

 

（１）床の上でうつ伏せになり、両腕を肩の下につき、ひじを曲げて腕を体側にぴったり付ける



 

（２）息を吸いながら上体をゆっくり起こしていき、胸の上部を天井方向に引き上げるイメージで背中をゆるやかに反らせたところでゆっくり３呼吸（約30秒間）キープする



▲キープ時は目線をやや上方向に向けます

 

その後、元の姿勢に戻って、もう１回繰り返しましょう。なお、期待する効果をきちんと得るためには「肩が力んで首がすくんだ状態にならないようにする」ことがポイント。また、余裕持ってできる方は、（２）で背中を緩やかに反らせた後に「両手を浮かせてポーズをキープする」（下写真）と、さらに背筋を強化することができます。



シンプルな動きながら、実践し続けることで背中周りを中心に柔軟性も増していき、血行促進によるむくみの予防などにも効果を期待できるのも魅力。華奢な背中周りキープしつつ、今よりもっと立ち姿を美しくしていくためにも、ぜひ役立ててみてくださいね。＜photo：カトウキギ　ヨガ監修：Minami（インストラクター歴３年）＞