夏こそ積極的に摂って!汗や暑さによるストレスで失われる栄養成分とは
ちょっと外を歩くだけでも汗をかくし、暑さでイライラ。「毎日体がダル重い」と感じていませんか?
そんなみなさんは、次の栄養成分が不足しているかもしれませんよ。
たんぱく質肌や筋肉、内臓、髪、爪など、体を構成するたんぱく質は、暑さによるストレスで失われやすい栄養成分 。普段からしっかりと摂取したいところなのですが、もともと不足しやすいうえに、麺類やさっぱりとした食材に偏りがちな夏はさらに足りない状態に。
たんぱく質は肉や魚、卵、大豆などに多く含まれるので比較的こってり系の料理になりがちですが、大根おろし、ポン酢、酢、薬味を使ってさっぱりとした味付けに仕上げれば取り入れやすくなります。
摂取目安は、成人女性で50g/1日です。
ビタミンB群+ビタミンCビタミンB群もビタミンCも水溶性の栄養成分。汗や尿から体外に排出されてしまうため、体内に蓄えておくことができません。
糖質をエネルギーに変えて体の疲労回復を早めるビタミンB1や、脂質・たんぱく質をエネルギーに変えるビタミンB2は豚肉、豆類、玄米、レバー、うなぎ、納豆、乳製品、葉菜類に多く含まれます。
ビタミンCは、夏の暑さによるストレスから発生する活性酸素の除去に役立つでしょう。その結果、疲労回復や美肌作りに働くビタミンCは、アセロラ、キウイフルーツ、いちご、柑橘類といった果物、ブロッコリー、じゃがいも、ピーマン、さやえんどう、キャベツといった野菜などから摂取して。
どうしても食事から摂れないときは、サプリメントを取り入れても良いでしょう。
今まさに体がツライという人は、これらの食材をバランス良く献立に取り入れてみてくださいね。
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【筆者略歴】
高木沙織
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。