Lシステインが不足すると髪が抜ける!?

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美肌に影響を与えることでも知られている「Lシステイン」は、不足すると抜け毛に繋がります。

なぜ、Lシステインが不足すると髪が抜けるのでしょうか?

Lシステインとは?

Lシステインはアミノ酸の一種です。
アミノ酸は主に、身体の細胞を作るはたらきをしている成分です。

Lシステインの場合は、主に皮膚や爪、毛髪などの粘膜質の生成に関わっています。

特に、肌の健康状態や見た目の若さに影響が強く、「ターンオーバーの正常化」「新陳代謝の促進」「抗酸化作用」など、肌に対する影響力が強いです。

Lシステインは、体内で生成することもできます。
そのため、身体の活動が活発な若い年齢では不足することは、あまりありません。

しかし、加齢により新陳代謝が悪くなると、不足しがちになります。

不足すると髪が抜ける?

Lシステインが不足することは、肌と同様に髪にも悪影響を与えます。
なぜなら、Lシステインは、髪の生成に関わるアミノ酸やコラーゲンの生成にも深く関わっているためです。

そのため、Lシステインが不足していることは、髪の老化を促進することや健康状態を損ねることに繋がります。
老化が促進され、健康状態が損なわれている髪は、抜けやすくなります。
ですので、Lシステインが不足すると髪が抜けるということは間違いではありません。

Lシステイン不足にならないためには

Lシステインは、若く健康的な身体の場合は体内で十分に生成することができます。
しかし、加齢や健康状態が損なわれている状態では、生成量が少なくなり、不足してしまいます。

このようなときに、Lシステイン不足にならないためには、食品からLシステインを摂取する必要があります。
Lシステインが含まれている食材は、主に肉、魚、大豆食品などのタンパク質です。
タンパク質は、髪の生成にも欠かせない栄養素です。

ですので、これらの食材を意識的に摂取することは、Lシステイン不足に加えてタンパク質不足も予防することができます。

Lシステインの不足を予防するのなら毎食に一品は、肉、魚、大豆などの料理を食べるようにしましょう。