冷えるとギョッとする「どんより顔色」に!プロが教えるセルフケア
寒さによる冷えが気になるこの時期。手足はもちろんお顔も冷えて、なんだかどんよりした顔色になっていませんか?
血行不良はお顔のくすみやむくみの原因となり、放置しているとたるみの元になることも。人と会う機会が多い年末年始、冴えない顔じゃがっかりですよね。
そこで今回は、エステ講師の筆者が血流をUPしてリフトアップするセルフマッサージをご紹介します。
■普段のお手入れにも取り入れたい“耳回し”
コルギでも耳の施術があるのですが、耳周辺を刺激することで、耳下腺リンパ節をほぐします。顔色がUPし、そのあとに行うマッサージもより効果が出やすくなります。
人差し指と中指で耳を挟み、耳の根元を回すように場所を変えて刺激します。とても簡単なので、ぜひ普段のお手入れの中にも入れてほしい、おススメの手技です。
■たるみに効果的な“頭皮ほぐし”
頭皮と顔の皮膚は、1枚で続いています。そのため、頭皮をほぐすことでリフトアップに効果が期待できます。
耳の上から生え際に沿って、頭皮を円を描きながらほぐします。こめかみの近くは特に念入りに行いましょう。頭皮を引き上げたとき、ほうれい線が薄く見えたり、頬が引き上がるように感じる箇所も、しっかりほぐしてください。
■こめかみに集めてリフトアップ
たるみが気になるときは、流したも老廃物などをこめかみに集めるようにしましょう。
保湿やマッサージをするときも、基本的には下から上に向かうことを習慣にしてみてください。
こめかみに集めたら、そのまま手根でこめかみをほぐします。頬のマッサージなどをしたときも、こめかみに集めます。
最後はこめかみから耳の前を通り、耳たぶの後ろ、首を通って鎖骨に流して終了です。
いかがでしたか? お顔の血流UPは、手足同様、温めることも効果的。ホットタオルで温めたり、マッサージをするときも手を温めるといいですよ。参考にしてみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 坂本 雅代 ・・・ 国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士。これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。
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