冷えるとギョッとする「どんより顔色」に!プロが教えるセルフケア

写真拡大 (全5枚)

寒さによる冷えが気になるこの時期。手足はもちろんお顔も冷えて、なんだかどんよりした顔色になっていませんか?

血行不良はお顔のくすみやむくみの原因となり、放置しているとたるみの元になることも。人と会う機会が多い年末年始、冴えない顔じゃがっかりですよね。

そこで今回は、エステ講師の筆者が血流をUPしてリフトアップするセルフマッサージをご紹介します。

■普段のお手入れにも取り入れたい“耳回し”

コルギでも耳の施術があるのですが、耳周辺を刺激することで、耳下腺リンパ節をほぐします。顔色がUPし、そのあとに行うマッサージもより効果が出やすくなります。

人差し指と中指で耳を挟み、耳の根元を回すように場所を変えて刺激します。とても簡単なので、ぜひ普段のお手入れの中にも入れてほしい、おススメの手技です。

■たるみに効果的な“頭皮ほぐし”

頭皮と顔の皮膚は、1枚で続いています。そのため、頭皮をほぐすことでリフトアップに効果が期待できます。

耳の上から生え際に沿って、頭皮を円を描きながらほぐします。こめかみの近くは特に念入りに行いましょう。頭皮を引き上げたとき、ほうれい線が薄く見えたり、頬が引き上がるように感じる箇所も、しっかりほぐしてください。

■こめかみに集めてリフトアップ

たるみが気になるときは、流したも老廃物などをこめかみに集めるようにしましょう。

保湿やマッサージをするときも、基本的には下から上に向かうことを習慣にしてみてください。

こめかみに集めたら、そのまま手根でこめかみをほぐします。頬のマッサージなどをしたときも、こめかみに集めます。

最後はこめかみから耳の前を通り、耳たぶの後ろ、首を通って鎖骨に流して終了です。

いかがでしたか? お顔の血流UPは、手足同様、温めることも効果的。ホットタオルで温めたり、マッサージをするときも手を温めるといいですよ。参考にしてみてくださいね。

【筆者略歴】

坂本 雅代 ・・・ 国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士。これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。

【画像】

deeepblue / shutterstock