パープル下地はオバ認定!? 大人なら押さえておきたいトレンドメイク
メイクやコスメは大好きだけど、「あれ?この眉毛もう古くさいの?」「え?このアイテムってみんなもう使ってないの?」
なんて流行の早さに驚くことはありませんか? 常にアンテナを張っておかないと、あっという間に“オバさん”認定されてしまいます!
もちろん30代以降のキャリア女性であれば、流行だけにとらわれることはありません。ただ、知識としていれておかないと流行の移り変わりが激しいメイクアップはすぐに古臭い印象になってしまいます。
そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、知らなきゃオバ認定されるメイクのトレンド3つをご紹介します。
■ティント眉でもう眉は落ちない!
昨年あたりからティントリップは流行していましたが、ティントアイテムに“眉”があるのはご存知ですか?
そもそもティントとは“染める”という意味。肌表面に色味やツヤを足すというよりも角質層に成分を浸透させ、水分や体温に反応させて発色させるというアイテムです。
リップが落ちにくい、自然な発色、ということは有名ですが、同様に眉もアイブローシャドーやペンシルで描くよりも消えにくいアイテムなのですね。
いつも眉毛が消えてしまう……とお悩みのアナタ、最新のティントアイテムを使ってみてはいかがでしょうか?
■マット×マットでノーブルな仕上がり
素肌のようなツヤ肌、グロスたっぷりのツヤリップ……とツヤツヤさせているアナタ、実はメイクアップは“マット肌×マットシャドー×マットリップ”もトレンドになっているのをご存知ですか?
あえてツヤ感をなくすことで、より自然な目元の彫りを強調できるんですね。また、秋冬に流行している発色の良い目元やリップカラーは、ツヤ肌よりもマット肌の方がオシャレ上級者に。
ただ、大人の女性はあまり目元がマットだと逆にくすんで見えてしまう可能性があるので、目元は基本シアー感のあるほうが品良く仕上がります。
■下地にパープルやブルーはNG
店員さんにおすすめされたから……と昔から愛用している下地の色、パープルやブルーは使っていませんか?
確かに仕上がりはワントーン白くなったように見えますが、実はもともと肌の色素に無い色なので、人工的な“白浮き”状態に見えているのです。
さまざまなカラーがある中でも、おすすめは薄い“ピンク”。自然な血色を与えてくれる方が、よりナチュラルに色白美肌に仕上がります。
いかがでしたか? いつものメイクにとらわれず、ポイントごとに旬なアイテムや仕上がりを取り入れて、若々しさをキープしましょうね。
【筆者略歴】
※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。
【画像】
※ Kaponia Aliaksei / shutterstock