オーストリア・グラーツにある本店。双頭の鷲の紋章が飾られている

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9月5日(土)、マーチエキュート神田万世橋店内に、オーストリアの老舗ベーカリー「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」がオープン。

【写真を見る】皇帝の頭に輝く王冠を模した形の「ハンドカイザー」

■ 日本限定商品も販売

店名の「ホーフベッカライ」は、「王のベーカリー」という意味。ハプスブルク家から認められた店舗のみが使用できる「双頭の鷲」の紋章がトレードマークの“王家御用達”ベーカリーだ。

代表的なパン「ハンドカイザー」は、らせん状の形をしたパン。ドイツ語圏の食卓には欠かせないパンであるため販売数も多く、ほとんどのベーカリーでは専用のスタンプで型押しして製造するが、エーデッガー・タックスでは1個1個手作業で成型する。熟練の職人が成型したハンドカイザーの焼き上がり生地はきめ細かく、見た目も立体的で美しい。

ヘーゼルナッツで作ったサクサクの生地に、アプリコットジャムを挟んだ一口菓子「シシーブッセル」や、スライスしたパンにハムやスモークサーモンなどをのせた、日本限定の「オープンサンド」なども販売。

オーストリア王家御用達のパンやスイーツを、この機会に味わってみよう。【東京ウォーカー】