女子大生がキャバクラでバイトすると変わってしまうこと・5つ

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みなさんこんにちは、元女子大生キャバ嬢で恋愛コラムニスト斉田直世です!

いまでは珍しくもなくなってきた、この「女子大生キャバ嬢」という肩書き。実際、私が働いてきたお店でも平均3割、多いところでは5割のキャバ嬢が女子大生でした。割合的には、専門学生や短大生が多く、学業との両立のために、「短時間高収入」であるキャバクラでのバイトを選んだ子がほとんど。

電話一本で応募できて、服装や髪色の制限もなく、辞めたいときに辞められる(いわゆる「バックレ」も日常茶飯事なので、店側も深追いしないところが多いのです)という手軽さからも、普通のアルバイト感覚で「キャバ嬢」を始める女子大生は、ますます増えているようです。

しかし、そこは「夜の世界」。働き始めてから人が変わってしまう子も少なくありません。というわけで今回は、キャバクラでのバイト経験が女子大生にもたらす変化をご紹介したいと思います。

■1.職業病にかかる

プライベートでお酒を飲みに行っても、グラスの汗をハンカチで拭いてしまう、タバコを吸おうとする男性にライターをサッと出してしまう、灰皿が汚れるたびに取り替えてしまう……などは、キャバ嬢になるともれなくかかる職業病。

付き合いで男性とお酒を飲んでいるときでも、「お店だったら、いま頃5000円稼いでるな」などと、ついつい時給換算してしまうことも。また、店員さんを呼ぶ際の「お願いしまぁ〜す」という言い方がいかにもキャバ嬢らしくなります。

■2.メークや服装が派手になる

「朱に交われば赤く染まる」のことわざ通り、入店当初は地味だった子もだんだんと服装やメークが派手になっていくのがキャバクラ。暗い店内ではいつもの3割増メークになるため、それが普段の生活にも影響してしまうようです。

深夜営業のため寝不足や不規則な生活が続き、お肌も荒れがちですから、それを隠すためにさらにメークが濃くなるという悪循環にも陥る子もいます。

■3.男性不信に陥る

世の中の男性に対し、偏見を持つようになる子も少なくありません。奥さんや彼女がいてもキャバクラに来るし、なんだかみんなギラギラしてるし、酔うとお触りしてくるし……という毎日を繰り返していては、「男ってみんなこうなのね」という偏った見方をするようになるのも無理はないでしょう。

そうではない男性もいるということを理解するには、キャバクラという世界は狭すぎるのかもしれません。

■4.同世代に対する見方

キャバクラに来るお客様は、ほとんどが年上のおじさま。そういった方々と話す機会が増えるため、同年代の男子はよく言えばピュアに、悪く言えば子どもっぽく見えてしまいます。

湯水のようにお金を使う年上の男性を見て、「いいなー、付き合うなら絶対金持ちだな」と考える子もいれば、そんな男性ばかり見ているがゆえに、「私生活ではもっとピュアな恋愛をしたい」という思いが余計に強まる子もいます。

■5.金銭感覚

学費の支払い、自分のお店を出したい、外反母趾の手術費を稼ぐためなど、はっきりした目標を持っていれば目標金額が貯まった時点で足を洗えますし、無駄遣いも避けられます。

しかし、「バッグが欲しいなー」とか「お給料高いしー」という理由でなんとなく働いている子はなかなか貯蓄ができず、ズルズルとバイトを続けがち。毎日日払いでお給料をもらってしまう子は、「明日またもらえるし」という考えから散財してしまう傾向が強いです。

■おわりに

夜の世界で働くことに抵抗がないとはいっても、親や彼氏、学校の友人にはキャバ嬢であることを秘密にしている子が多いのは事実。

得るものも多い反面、少なからず失うものもあるキャバクラでのアルバイトですが、何かと出費が増える年末を前に「ちょっとやってみようかな」という女性は、是非参考にしてみてくださいね。

(斉田直世/ハウコレ)