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iPhoneユーザーの場合、アプリがアップデートされると、『App Store』アプリのアップデート画面にアプリが表示され、それらをタップすると詳細が表示されますよね。

詳細の内容を見ずに「すべてアップデートする」を選ぶ人も多いと思いますが、ここでアプリの作者がどんな人かわかることがあります。

『Readeem』は、App StoreカードやiTunesカードのコードを簡単に読み取ることができるアプリです。面倒な16桁の文字列の入力が不要と評判のアプリですが、人気の理由はそれだけではありません。

このように、作者の@stumskyさんがアップデート内容で遊んでいるんです。ユーザーにとってアプリの制作者は遠い存在のようですが、ここでは身近に感じられますね。

「子供が寝てから対応予定デス。」と、お子さんがいることも判明。育児の忙しい合間を縫ってアプリを更新してくれているんだ!と思うと、こちらも「ありがたく使わせてもらおう」という気持ちになります。

正直なところ、私はiTunesカードを使わないので不要なアプリなのですが、作者のアップデート詳細見たさにずっと消さずにとっておいてます。また、他のアプリのアップデート詳細も見るクセがつきました。中の人の個性が意外と出ていておもしろいですよ。

デジタルで便利な世の中になっても、心動かされるのはいつも人の思いだったり、人間味だったりします。あえて「人間らしさ」をさらけ出すことも大切なのかもしれません。

今秋リリースされる「iOS 7」では、iTunesカードをカメラで読み取る機能が実装され、アップデートが自動化されます。『Readeem』の作者がどう対応するか注目していきたいところです(なくなってほしくないな・・・)。

アプリにはこんな意外な楽しみ方があります。みなさんもアップデートの時には更新内容も見てみてはいかがでしょうか?

(参考:http://www.gizmodo.jp/2013/06/ios_7itunes.html

(ライター:らいら