ソニーの人気新作スマホ「Xperia Z」を使ってみてわかった難点
ソニーのスマホ「Xperia」シリーズは、人気が高い機種です。その2013年春モデル「Xperia Z」を約1か月使ってみました。満足度は非常に高いですが、あえて「難点」をピックアップしてみます。
カバーを付けると使えない充電卓上ホルダ
「Xperia Z」はスマホカバーを付けたままでは卓上ホルダを使った充電ができません。
もちろん本体にUSB接続端子を挿せばカバーを付けたままでも充電できますが、「Xperia Z」には卓上ホルダが付属品として付いています。しかし、卓上ホルダは本体のサイズぴったりにつくられているので、スマホカバーを付けたままでは厚みができてしまい、卓上ホルダにさすことができません。
シリコンなど着脱しやすいカバーを選び充電時にカバーを外すか、気にせずUSB接続端子を本体に挿して充電するか、おくだけ充電(非接触充電)に慣れていたので、やや不便を感じました。卓上ホルダが付属していなかったら、あまり気にならなかったかもしれません。
バッテリーが取り外せない
「Xperia Z」は電池内蔵式で、バッテリーの取り外しができません。取り外しができないとどんな不都合があるのかというと、考えられるのは、以下の3点です。
1、電池がなくなった時、予備のバッテリー交換での対応ができず、充電する時間が必要
2、バッテリー交換が他機種より高額になる
3、誤作動時にバッテリーを取り外しての再起動ができない
Xperia Zには、miniUIMカードのかわりに入っているオレンジ色のカードがありますが、これを挿入すると再起動できます。しかし1度外出先でどのキーを押しても無反応な状態になったときに、このカードを携帯していなくて困ったことがありました。
女性の手には大きすぎるサイズ
私の手のひらサイズでは、まず、片手で操作はできません。片手で文字を打ち込もうとすると、端のキーは軽く持ち替えが必要です。また角ばったデザインのため、フィット感があまりありません。使い始めてから、何度も落としそうになりました。
女性の手のひらサイズといっても大小さまざまですが、やや男性向けの機種のような気がします。
フル充電したのちに、ウオークマンアプリで1時間曲を聴いても、バッテリーの残量が100%のままで、ソニーのアプリとの連携はさすがだと思います。しかし、ソニー外のゲームアプリなどを継続して使用すると1時間で30%ほど減っていることがあり、他のアプリの使用時には、バッテリーの残量が気になります。
今回ピックアップした難点を、購入する際の参考にしてみてください。
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(ライター:栗山佳子)