「モテないのはキモチワルいから」!?“男の気持ち”がわからない時に読む本

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意中の男性の気持ちって気になりますよね? 片思い中の相手やお付き合いしている彼氏がどう思っているかわからない、と悩む女性も多いでしょう。

身近な人に相談できるといいのですが、なかなか難しい……。そんなあなたには、男心に精通した書き手によるエッセイを手に取っていただきたい!
というわけで「男の気持ちがわからない時に読む本」をご紹介します。

■モテないのはキモチワルいから!?


『すべてはモテるためである』(二村ヒトシ著・文庫ぎんが堂)

著者はAV監督の二村ヒトシさん。なんと幼稚舎から慶應育ちという異色の経歴の持ち主です。その二村さんが書いた『すべてはモテるためである』は、男性に向けて書かれていますが、女性も必読。テクニックを超えた「モテ」の本質に迫る一冊です。

まず「なぜモテないかというと、それはあなたがキモチワルいから」なる、衝撃の論旨が展開されています! 男性の恋愛の謎の部分が綴られているのです。

「なぜモテたいのか」「どんなふうにモテたいのか」。モテを極めるためにはこうした問いからスタートし、自分を知ることが大事! と説く本書。

1998年に刊行されたものを大幅に加筆修正し、巻末には気鋭の哲学者・國分功一郎さんとの対談も収録されています。

個人的におすすめしたいのは、第4章「どうやって『恋愛』するのか。」の中の「あなたの中の、女の子。」という箇所。ぜひご一読ください。青木光恵さんによるイラストも魅力的です。

目からウロコが落ちまくる恋愛指南本



『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ』(DJあおい・幻冬舎文庫)

お次は、その正体が謎に包まれている恋愛アドバイザー、DJあおいさんの著作です。独自の恋愛観を語ったブログも大人気ですね。

もうこの本は、タイトル通り! “それくらいの男の気持ち”を懇切丁寧に解説しています。

そして「モテるだけならわりと簡単」とか「オス化女子の説明書」「友達どまりな女の傾向」「どうでもいい異性にばかりモテるタイプ」「生理的に無理」など、気になるワードだらけ。目からウロコが落ちまくりです。

特に筆者に刺さったのは「女が言う『大丈夫』は(本当は)『大丈夫じゃない』というより『大丈夫じゃないけどお前はそれに気付くな』の方がなんとなくしっくりくるなぁ」でした。

「大丈夫」と言いがちな女子に噛みしめてほしい名言です。他の著書も核心を突く言葉が多いので、チェックしてみてくださいね。

■恋で悩んだ時のお守りに!


男性の気持ちを赤裸々に書いている二村ヒトシさん、女性サイドから女心も汲みつつ、ダメなところをズバズバ指摘するDJあおいさん。

どちらの本もページをめくると、男性の気持ちがわからない自分自身が癒されますよ。恋愛で悩んだ時のお守りとして、手元に置いておいてはいかがでしょうか。