あなたの頭皮は何色?危険信号気づいてる?

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頭皮の色は何のサイン?

あなたの頭皮の色は何色ですか?

いきなりそんなこと言われても、そもそも頭皮の色なんて、気にしたことないし…。
そんな風に思っている人は、知らず知らずのうちに、薄毛へまっしぐらのサインを見逃してるかもしれませんよ。

頭皮が赤っぽくなると薄毛のサインだという話を聞いたことはありませんか?
それは、あながち間違いだとは言えません。

人間の頭皮の色は通常、肌色か青っぽい白です。
なぜ青っぽくなるかというと、頭皮一面に毛細血管が張り巡らされているから。
血液の色はもちろん赤ですが、皮膚を通して見ると、光の反射の加減で青っぽくなるのです。

赤っぽくなるのは皮膚トラブル?

では、赤っぽく見える人がいるのはなぜでしょう。

最初に考えられるのは、皮膚のトラブルです。
その代表的なものは、湿疹やニキビ。そうなるには、もちろん理由があります。

洗浄力の強いシャンプーによる肌荒れや乾燥のし過ぎ、逆に不十分な洗浄によりたまった皮脂汚れが原因の肌トラブルなどが考えられます。
また、これから強くなる紫外線による日焼けもそのひとつです。

血行不良も要因に

このほか、見落としがちなのが血行不良です。

血液の循環が悪いのに赤っぽくなるというのは矛盾しているようですが、その理由はうっ血です。

本来スムーズに流れているはずの血がひとところにとどまっているため、赤く見えるわけです。

血流を損なう原因はさまざまあり、ストレスや疲労などもそのひとつです。

また、血糖値が高くなると血液の粘度が増すので、血流を妨げる大きな要因になります。
糖尿病の人に薄毛が多いと言われるのは、そのためです。

皮膚トラブルも血行不良も当然、脱毛の要因になります。
ですから、頭皮が赤っぽくなると薄毛の危険信号と言えるわけです。

では、どうしたらいいのでしょう。
自分に合わないシャンプーを使っているという場合は、それを変えるしかありません。
できれば、自然由来の界面活性剤成分を使った洗浄力の強すぎない製品をチョイスしましょう。

マッサージや食生活改善が必要かも

血行不良が原因だとすれば、頭皮マッサージがいいでしょう。

洗髪の時に指の腹を使って頭皮をもみほぐすように動かすと、血行がよみがえります。

この時、頭の血流を改善する効果があるとされるツボを意識すれば、効果が高まります。

一方、「ドロドロ血液」が要因の場合は、動物性油を多く含んだ食材を避け、血液をサラサラにするといわれる青魚や酢を積極的に摂るなど、食生活を見直すことが重要です。
いずれにしても、頭皮の色が極端に変わってきたなと感じたら、原因をよく探ることをオススメします。