痩せないのはこのせい!? 体幹&骨盤のゆがみチェック

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あなたの体幹と骨盤、大丈夫?

体の芯と土台である体幹&骨盤のバランス。崩れていると姿勢をはじめ、外側にもそれが現れてきます。不調を招いたり、痩せにくい体と作ったり、脂肪がつきやすくなったり。しかし、歪みは徐々に進行するので、自分ではなかなか気づきにくいもの。ここで一度チェックしてみましょう!

まず、片目をつぶって片足立ちしてみましょう。片足でバランスを取るためには、しっかりした体幹が必要です。体幹の筋肉が弱っていたり、骨盤が歪んでいたりすると、片目をつぶった程度でも立っていられなくなってしまうのです。

また下記の項目が一つでも当てはまったら、バランスが崩れている可能性大。体の歪みはパッと見ただけでは気づかなくても、さまざまなところに現れているのです。こんな不調やクセがあったら要注意です。

・肩コリになりやすい
・腰痛持ちである
・靴底の減り方が左右で異なる
・座る時にいつも右が上など同じ足の組み方をする
・太ももの間をぴったり閉じられない
・寝る時の姿勢は、いつも横向きかうつぶせ
・ネックレスがいつも同じ方向に回っている

骨盤の歪みタイプをセルフチェック

骨盤の歪みによって、エクササイズで鍛えたい部分も変わってきます。自分がどのタイプかチェックしてみましょう。

【チェック1】
まっすぐ立ち、股関節から足全体を意識し、つま先を外側に向ける。この時足が開いてしまい、両足をぴったりくっつけられない。

→骨盤開きタイプ
上記のチェックをすると股関節の位置も左右に開いて、足が開いてしまいがち。
恥骨結合(左右の恥骨が合わさる部分)が左右に開き、本来ハート形の骨盤のシルエットが、四角に近い形になっています。女性、特に出産経験者に多いタイプ。

このタイプは骨盤を閉じるために、お尻の筋肉や内ももにある内転筋を鍛えましょう。

【チェック2】
足を前後に開いてストレッチする時、右足前と左足前で筋肉が張る場所が違うなどの違和感がある

→骨盤ねじれタイプ
骨盤の左右が、前後にねじれてしまうタイプ。こうなると肩の位置など、体全体の左右のバランスも崩れてしまいます。

骨盤の上下にまたがる腸腰筋をはじめとする筋肉をほぐしつつ鍛え、骨盤まわりの筋肉のバランスを整えましょう。

【チェック1・2両方が当てはまる】

→骨盤開き&ねじれタイプ
二つのタイプが同時に起きているパターンです。骨盤が四角く開いた状態でさらにねじれています。骨盤の上下、前後左右の筋肉をバランスよく鍛えていく必要があります。

自分の歪みタイプを知って整えれば、次のトレーニングの成果も出やすくなりますよね。もちろんムダな脂肪もつきにくくなります。筋トレの効果を期待するのなら、まずは体幹&骨盤調整が必須ですね。

 

ライター:幸雅子
出典:『はじめての体幹&骨盤ダイエット』
監修:島脇伴行(ボディディレクター代表。日本で初となる完全個室パーソナルトレーニングジムを始める。レジスタンストレーニングだけでは対応が難しい症状や要望に応じるため、各種マニュアルセラピーに独自のテクニックを加えたスタイルを樹立。)