洗い流さないトリートメントは髪に良くても頭皮には悪い？

洗い流さないトリートメントを手軽なヘアケアとして取り入れている方も増えましたね。

効果が高い一方で、正しく使用しないと頭皮にダメージを与えることも。上手な使い方をご紹介します。

洗い流さないトリートメントをするメリットって？

洗い流さないトリートメントはアウトバストリートメントとも呼ばれ、シャンプーやコンディショナーで髪の汚れを落としてから仕上げとして使うものです。

オイルタイプ、ミルクタイプ、ジェルタイプ、ミストタイプなど様々な種類が販売されています。

その名の通り、トリートメント剤を洗い流さないため、髪に成分をしっかりとキープさせた状態を保つことができます。

ドライヤーで髪を乾かす時間にも髪の毛は乾燥していきますが、洗い流さないトリートメントで保護することで保湿力を高め、パサつきを防ぐことができます。

頭皮に与えるダメージ

このように洗い流さないトリートメントにはたくさんのメリットがありますが、使い方を誤ると頭皮にダメージを与えてしまうこともあるって知っていましたか？

洗い流さないトリートメントは髪の毛を保護する効果が高いため、トリートメント剤が頭皮につくと毛穴も覆われてしまうのです。

更には塗布したあとに洗い流さないので、そのままの状態が次のシャンプーの時まで続いてしまいます。

毛穴の詰まりは頭皮にニキビを作る原因や、炎症を起こす原因にも繋がります。
フケや痒みなどの頭皮トラブルも起こりやすくなるでしょう。

頭皮の状態が悪くなることでそこから生えている髪の質も悪くなってしまい、ヘアケア目的で使用したものが逆の結果を招くこともあるのです。

洗い流さないトリートメントは、あくまでも髪用。
頭皮には直接つかないようにして、髪の毛のみに塗布するのがポイントです。

ダメージが気になる毛先を中心につけるようにするほか、頭皮が脂っぽくなりやすい体質であればオイルタイプを避けるなど、洗い流さないトリートメントの種類を変えてみるのもおすすめです。