ユニークなご当地パンが揃う話題のベーカリーに注目!
パン激戦区・東横線沿線で行きたい個性派パン屋さん3軒。

ハイレベルなパン屋さんがひしめく東横線沿線で行くべきお店とは?今回は、十勝の老舗の東京1号店から遊び心溢れるローカルパンが揃う話題店まで、東急東横線の都立大学・学芸大学駅にある個性豊かなベーカリーをご紹介。

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〈TAKUPAN〉シンプルなのに新食感!品ぞろえの多さも愛される理由。

〈シェ・リュイ〉などで商品開発を手掛けていたという大野工シェフ。自身の店は“地域密着のパン屋”がコンセプト。子供から年配の方まで誰もが気に入るパンがあるように、と考案したパンは70種以上。

小さな空間にパンが所狭しと並ぶ。平台に置かれたパンは13時を過ぎると売り切れが続出するほどの人気。

ぶどうぱん70円。大人気「八雲食パン」の生地にレーズンを入れモチモチとした食感を増強。

小麦は国産や海外品をブレンドし、発酵ダネも天然酵母からイーストまで幅広く使い分ける。仕上がったパンは新鮮な食感と懐かしさを併せ持つ飽きない味ばかり。

かつては電器屋だったという立地。

より広く深く十勝の魅力を知るアンテナショップ的パン屋さん〈満寿屋商店 東京本店〉。

1950年に帯広で始まったパンの老舗〈満寿屋商店〉。その東京1号店が誕生。

多くは本店と同じメニューだが「チャバタ キタノカオリ」と「チャバタ 春よ恋」は粉の違いを楽しめる東京限定品。

クローバーの塩バターパン180円(税込)。十勝・音更町よつ葉乳業のバターをたっぷりと生地に使用。真ん中にのせた岩塩がおいしさをさらに引き立てる。

「日本最大の小麦産地である十勝の魅力をパンで伝えたい」と、小麦はもちろん、水から乳製品、砂糖、発酵用酵母まですべてが十勝産。現地生産者の食材を引き立てるパンはもちろん、什器まで現地の特産品を使用。ここに来れば知らなかった十勝の魅力に出会えるはず。

〈パン&コーヒー サンチノ〉駄菓子屋をイメージした店に、再構築されたローカルパンが集合。

〈365日〉など話題店の仕掛け人・杉窪章匡シェフが監修。「地方発祥品など日本パンへのオマージュを」と考案されたラインナップには、高知で有名なぼうしパンを再解釈した「野球帽」や、ラーメンで有名な大阪〈カドヤ食堂〉と同じ麺を使った「押忍焼きそばパン」などほかにはない品が。

カウンターには毎日60〜70種のパンが並ぶ。

ほぼすべてに湯種を用い、食べやすさを追求。

「駄菓子屋感覚で子供にも気軽に寄ってほしいから」と店ではエプロンやバターナイフなど雑貨も販売。

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(Hanako1143号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Kimiko Yamada)