DFラインをまとめる吉田麻也/(C)新井賢一

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サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第6戦が、3月23日(木)に行われる。

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6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、アウェーでUAE代表と激突。前日会見に出席した日本代表を率いるヴァイッド・ ハリルホジッチ監督は、「我々はここに勝つために来た」と意気込みを語った。

敵地での大一番を前に、キャプテンを務める長谷部誠が負傷で離脱。「長谷部の不在は不利に働くと思う」と指揮官も認める緊急事態だが、「仲間が全員で彼の穴を埋めようとしている」と語る。

精神的支柱を欠く中でも、「今いる選手で集中していくことが大事になる。本当に強い気持ち、野心と希望を持って準備しないといけない」と力強い。

明日のキャプテンについて問われた際も、「キャプテンになる候補は何人かいる」とコメント。「(吉田)麻也かもしれない、森重(真人)かもしれない、(長友)佑都かもしれない。何人かに可能性があり、今夜に決める」と明かした。

一方で、「1人がキャプテンマークを巻くとしても、チームには2、3人のキャプテンがいると思ってほしい」とも話す。「前と真ん中と後ろのキャプテンがいるということ」とポジションごとにリーダーシップを持った選手への期待も口にした。

本大会への出場権はグループ上位2カ国に与えられ、日本代表は第5戦を終えて、3勝1分け1敗の勝ち点10でグループBの2位。半分の日程を終え、首位のサウジアラビア代表から4位のUAE代表まで、勝ち点1差のなかに4チームがひしめく大混戦となっている。【ウォーカープラス編集部/コタニ】