下ネタを言われたら?男性がHな話をしたがる理由と上手な対処法
好きな人、気になる人に言われたら…。
下ネタを好きな男性は少なからずいて、多くの女性がその対処法に困っています。拒絶したら嫌われそうだし、話にノリノリでついていったら下品だと思われそうだからです。
そこで、今回は、男性が下ネタを言った時、どのように対処すれば、男性に嫌われず、悪ノリに巻き込まれず、かつ女性として見られ続けるのかについて考えてみます。
下ネタの対処法を考える場合、2つの場合に分けると便利です。一つは「あなたが下ネタの対象でない場合」。たとえば4、5人で下ネタを話していて、その中にたまたまあなたがいるという状況。
もう一つは、「あなたが下ネタの対象の場合」。たとえば、男性があなたに直接性的なこと聞いてきたり、あなたに向かって下ネタを話しているという状況。
この2つに分けて対処法を考えてみます。
CHECK!パターン別の下ネタ対処法
1.あなたが下ネタの対象でない場合
比較的多くの男性が、話題の一つとして好んで下ネタを選びます。それは、「性」が、コントロールできない強い欲求を自分にもたらし、女性という謎の生き物が対象で、世の中でタブーとされている秘密めいたものだからかもしれません。
この時男性は、純粋に好奇心を刺激されたり、自分の価値観や考えが周りと同じかを確かめたくなったり、「俺は女性をよく知っている恋愛慣れしたモテ男だ」と自慢したくなったりするのでしょう。
男性が下ネタを話している時、女性がどう反応するかは、男性の興味の一つです。
どこまで話すことが許されるのか、どこまで相手が乗ってくるのかを男性は知りたがるのです。タブーとされる話を女性とできるのは、その女性が自分たちに心を許していることの証でもあります。
この時、男性に嫌われず、悪ノリに巻き込まれず、かつ女性としてみられ続けたいなら、「目立たないこと」が重要となります。
なぜなら、あなたが下ネタを真っ向から否定すると、あなたが彼らの仲間ではない、心を許していない人となり、場がシラけますし、一方で、あなたが下ネタの話題に積極的に参加すると、あなたに女性らしさを感じなくなり、価値の低い女性、恋愛対象外になる可能性が高まるからです。
次に「背伸びをしないこと」。あなた自身が言っていて不快になったり、辛くなるようなことは言わないようにしてください。
彼らは、あなたがその程度の下ネタにはついてこられると勘違いし、話がエスカレートしていきます。その日は乗り切れても、次の機会にもっと過激な話になるかもしれません。あなたが彼らと話す時、毎回のように苦痛を感じるかもしれません。
そして「自分の話をしないこと」。自分の話をすると、2で詳しく述べますが、あなたが下ネタの対象になり、場のコントロールがより難しくなります。
その上で、「その集まりの基準値より少し下で話についていくこと」をします。
下ネタというのは、集まりによって基準値が違います。たとえば、忘年会にコンパニオンを呼ぶような一部の地方公務員は、下ネタがひどかったりします。一方で、女性の多い職場では、あまり下ネタが出てきません。
あなたがどこにいるかによって、下ネタの基準が違うということです。その基準値より少し控えめに、男性の下ネタについていくことが好まれます。男性の基準値と同じか、それを超えると、男性はその女性から「女性らしさ」を感じなくなり、その基準値より下すぎると「お高くとまっている」と思われるのです。
2.あなたが下ネタの対象の場合
長く下ネタの話題に参加していると、何度かあなたが下ネタの対象になることがあります。この時男性は主に次の2つの目的で下ネタを言います。
一つは「性的快楽」、もう一つは「あなたへのアプローチ」です。
まず「性的快楽」について。一部の男性は、あなたの性的な部分を知ることで興奮をしたり、あなたの嫌がる顔を見て興奮したりします。男性が「純粋に女性のことを知りたいんだ」と言ったとしても、この要素が入っています。これは、下世話な週刊誌でも、バラエティ番組でも時々ある光景です。
次に「あなたへのアプローチ」。男性があなたと体の関係を持ちたいと思っている時、その入り口が下ネタということがよくあります。この時、恋人として付き合いたい場合もありますし、体の関係だけを持ちたいと思っている場合もあります。
2に移行した場合、下ネタのコントロールはとても難しくなります。男性が、「場をしらけさせるなよ」というプレッシャーを盾に、あなたのプライベートを聞いてくるからです。
この場合、一つは「最初が肝心」とうことです。たとえば、「何人の男性と体の関係を持ったの?」と、男性が聞いてきたら、「ちょっと分からない」「それは秘密」と、最初にイエローカードを出すことです。
他のことを聞いてきても、「その話にはついていけない」「聞き手に回らせて」と言っておきます。この時は、笑顔で言いましょう。
それでもデリカシーがない男性や、あなたから性的な快楽をただ味わいたいだけの男性は、さらにエスカレートしていくでしょう。
そこまで来たらコントロール不能です。一度トイレに行くなどして席を外し、場の雰囲気が変わるのを期待します。それでも変わらないなら、「用事がある」と言っても良いですから、その輪から去りましょう。
一対一のLINEのやりとりで、男性が下ネタを言ってくる場合でも、そこから無視してかまいません。レッドカードを出さないと気づかない男性も多いのです。
そして、相手が謝ってきたら許してあげるし、謝ってこなくても下ネタをいわないなら、次に会ったときは普通に会話に入ってかまいません。再び彼が下ネタを言うなら、それを言う男性との雑談に加わらないようにしましょう。
下ネタは、その場だけをコントロールすれば良いのではありません。その集団と長く仲間でいること、男性たちに軽く扱われないこと、恋愛対象でありつづけることを意識して対処しましょう。
恋の教訓
下ネタは、目立たず、否定せず、無難にこなす。
相手がひどい場合はレッドカードを出して、
そのあと水に流すこと。
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理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』やスマフォ・携帯公式コンテンツ『恋が叶う99のルール』もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。
ぐっどうぃる博士の経歴はこちら
http://u-rennai.jp/goodwill/