NASAが6カ月の地球の動きを6秒で見られる動画を公開

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NASAが、人工衛星が記録した6カ月の地球の動きを6秒間の動画で公開しました。

これは、気象衛星スオミNPPに搭載されている、可視赤外画像放射計スイート(Visible Infrared Imaging Radiometer Suite)から送られてきた画像を利用して作られた、東半球の1月18日から7月25日の映像です。

映像の中では、広大な雪の広がりと緑の植物が、地球の表面で微妙に色を変えながら交代していく様子が分かります。そして頭上では雲が渦巻いています。

NASAとパートナー機関は、地球上の土壌水分、降水、汚染、氷河、嵐などを計測したり、モニターするために、この画像を利用しています。

今年の始め、NASAのチャールズ・ボールデン長官は、次のように述べました。

「シャトル飛行というミッションで、宇宙から地球を見るという特権を得た後、私は、政治的な境界線がまったくない、ただ海と山と、その他の地形だけで出来ている我々の壊れやすい地球を、上から観測したことを決して忘れません」

「それは、地球がみんなの物であるということを思い出させます。そして私達一人一人に、地球を守る責任があります」

NASAにとって、それは地球科学に優先的な投資をすることを意味します。それが、我々の仕事の礎石の1つです」

私達も、宇宙から撮影された地球の姿を見ながら、自分達に出来る事を考える時かもしれません。

NASA releases remarkable footage showing six months on Earth in six seconds
http://www.news.com.au/technology/science/nasa-releases-remarkable-footage-showing-six-months-on-earth-in-six-seconds/story-fnjwlcze-1227040421319