和食店などにある「タヌキの置き物」。一体どんな意味がある?/雑学うんちく図鑑(12)
イチゴは赤い部分が果実で、表面のツブツブが種?/雑学うんちく図鑑(1)
知ればものの見方が変わる!? 覚えておけば雑談のネタになる! おもしろくてタメになる雑学をたっぷりご紹介。
名前の由来やまぎらわしい言葉の意味の違い、生き物の不思議な体の仕組みなど、「改めて考えてみると知らない」ことは、私たちの身の回りに案外たくさんあるものです。そんな目からウロコの知識を幅広いジャンルからピックアップ。イラストを交えてわかりやすく解説しています。
※本記事はケン・サイトー著の書籍『雑学うんちく図鑑』から一部抜粋・編集しました。
■店先によくいる、あの「タヌキ」の正体
■ハミダシうんちく
昭和26年(1951)に昭和天皇が信楽町(現・甲賀市)を訪れた際、日の丸の小旗を持った信楽焼のタヌキを沿道に並べて行幸(ぎょうこう)を歓迎したところ、幼少期からタヌキの置物を集めていた天皇は感激され、「をさなきとき あつめしからに なつかしも しからきやきの たぬきをみれば 」という歌を詠(よ)まれました。以後、信楽焼のタヌキは全国的に有名になりました。
著=ケン・サイトー/『雑学うんちく図鑑』