「映して大丈夫?」人気カップルYouTuber、パスポート「査証」欄で「手紙」...過去には入国拒否事例も
登録者160万超のカップルYouTuber「なこなこカップル」が2024年9月22日にYouTubeで公開した動画の中で、彼氏・こーくんさんが彼女・なごみさんのパスポートの「査証」欄に「手紙」を書いたとし、ツッコミが続出している。
「大人として常識知らずの世間知らずでこわい」「無知は罪なり」
「本気の遠距離がスタートしました...」と題した動画で、なごみさんがミラノとパリで行われるファッションウィークに参加するため、3週間ほど同棲する家を空けることになったと報告。
空港では、こーくんさんがなごみさんのパスポートを取り出すと「ちょっと見て。ここに手紙書いててん」と、「査証」欄にメッセージを書いてきたと伝えた。こーくんさんが飛行機で読んでほしいというと、なごみさんは「さすがに泣ける」と感動した様子。
パスポートの「査証」欄にメッセージを書き込んだこーくんさんについて、SNSでは次のような声が寄せられた。
「パスポートの出入国スタンプ用のページに手紙書いててびっくりしちゃった...普通にアウトじゃないの...」
「無知は罪なり」
「国によっては入国拒否もあるかも」
「大人として常識知らずの世間知らずでこわいんだけど。これ映して大丈夫なのでしょうか。。。。」
「なごみちゃんが知らんうちに彼氏が勝手に書いたのにトラブルに巻き込まれるのなごみちゃんだけだからもらい事故かわいそすぎる」
外務省は注意喚起「パスポートの『所持人記入欄』以外には何も書かないでください」
こーくんさんが「手紙」を渡すシーンをYouTubeから切り抜いて23日、Xで投稿すると波紋が広がり、投稿は削除された。YouTubeの動画は掲載されたままで25日現在、1300件以上のコメントが寄せられている。
外務省の公式サイトには「パスポートの『所持人記入欄』以外には何も書かないでください」と記載されている。「パスポートの中で、所持人が記載することのできるページは所持人記入欄(裏表紙の内側)だけです。3ページ以降数字が印刷されているページには『渡航先』、『追記』又は『査証』と書かれていますが、これらのページは旅券事務所や各国が使用するもの」であるとしている。さらに「パスポートに落書きをしてしまったために、外国での入国が拒否された例もあります」とも書かれている。
「旅券発給当局が必要な記載をしたり各国が出入国証印や査証(ビザ)の貼付に使用するページをメモ用紙のように用いて書込みをしますと、ビザ申請時にトラブルになったり、外国での入国が拒否されるのみならず、日本からの出国もできなくなる場合もありますので、これらのページには何も書かないでください」と注意喚起している。