TIDE個展「1984」

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アートギャラリー「HENKYO」が、11月30日に代々木上原から神宮前5丁目に移転オープンした。新スペースのオープニング企画として、東京を拠点に活動するアーティストのタイド(TIDE)が、国内では2年ぶりとなる個展「1984(BLACK/WHITE)」を開催する。会期は12月8日から2024年1月27日まで。

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 同ギャラリーは、オーナーのサカグチコウヘイが2021年に代々木上原にオープン。アーティストのマネージメントも手掛けており、現在は国内外で活躍するタイド、藍嘉比沙耶、小森紀綱の3人が所属している。

 スペース移転後の初企画となるタイドの個展は、同氏の現在の芸術活動の全容を紹介するべく、前期と後期で作品を入れ替えて展開。前期を「BLACK」、後期を「WHITE」と題し、同様のテーマでありながら異なる世界観で描いた作品群で展示を構成する。作品は、近年タイドが手掛けてきたソフトファニシングや家庭内のインテリアの中に主人公である猫のキャラクターを配置した「CAT」シリーズの世界から、「一滴一滴を現実世界に蒸留する」というテーマで制作した新作絵画や、キャリア初期の小規模で緻密な作品群を想起させるような猫の爪を描いた水彩画など、100点を披露する。

■TIDE個展「1984(BLACK/WHITE)」
会期:2023年12月8日(金)〜2024年1月27日(土)
※前期(BLACK)は12月8日(金)〜12月27日(水)、後期(WHITE)は2024年1月12日(金)〜1月27日(土)
場所:HENKYO
所在地:東京都渋谷区神宮前5-9-15 B2F
開館時間:12:00〜19:00
休館日:日曜日、月曜日、祝日
※2023年12月28日(木)〜2024年1月11日(木)までは年末年始休暇のため休館
入館料:無料
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