安く泊まれて便利な駅直結の最新ホテル。【ホテルB4Tいわき】でスマートステイ

写真拡大 (全26枚)


2023年1月に開業した【ホテルB4Tいわき】は、福島県のJRいわき駅に直結。フロントにスタッフが常駐せず、チェックイン機や Suicaで全ての手続きをおこなえるスマートホテルです。部屋は通常の「客室」タイプに加え、値段を抑えたコンパクトな「キャビン」を用意。お洒落なデザインとロープライスの料金が魅力です。

Suica がルームキーになるスマートホテル


B4T(ビーフォーティー)とは、Bはベッド、4Tはfor Travel(旅)、for Train(鉄道)、for Time(時間)、for Trust(信頼)の意味。JR東日本系のホテルなので、自分の Suica カードやモバイル Suica をルームキー代わりに使えるうえ、チェックインからチェックアウトまで非接触ですごせます。



▲JRいわき駅直結の便利なホテル

駅の改札を出て、商業施設エスパルの中を進むとホテルのチェックイン機が現れます。



▲エスパル3階にある無人チェックイン機。マップにはいわき市の観光スポットや公共施設がしるされています

ネットで予約するとリマインドメールで予約番号などが届きます。自分の Suica を登録して事前決済をおこなえば、ホテルでは Suica で1秒チェックインが可能になるので、ぜひ試してみてください。



▲登録済みの Suica なら、ルームキーとしてエレベーターや客室で使えます

「スマートホテル」とは一般的に、宿泊予約や、チェックイン・チェックアウト、ルームキー操作もモバイルや会員カードなどでおこなえる無人のホテル(スタッフは用があるときのみ対応)。低価格で利用できる分、客室はコンパクト。簡素で安く利用できる次世代型のホテルです。



▲宿泊客が無料で使えるロッカー

大型のロッカーが用意され、宿泊客はチェックイン前やチェックアウト後も無料で利用できます。また低価格でコンパクトな「キャビン」に泊まる人は大きなカバンや貴重品なども、こちらのロッカーに預ければ便利かつ安心です。

「キャビン」ルームは1泊¥3,000から


時期や曜日によって変動しますが、1泊素泊まりで¥3,000からと驚くほどリーズナブルな「キャビン」ルームを用意。客室がコンパクトな分、ラウンジやソファなどのプライベート空間を設けます。連泊は出来ませんが、数日使う場合は1日ごとにチェックアウトすれば利用可能。学校の合宿や大人数での貸切利用も受け付けています。



▲キャビンエリアは男女別になっています

男女とも造りはほぼ同じ。セキュリティがエリアごとにかかっていて、そのエリアに宿泊する人しか入れないので女性も安心です。実際、開業当初の想定よりも、女性客が多いのだとか。



▲キャビンのベッドは上段と下段の2タイプ。写真は上段のキャビンです

キャビンにはデスクなどが置かれたプライベートスペースもあって、カプセルホテルよりゆとりがあります。



▲ベッドスペース

ベットマットは全室B4Tのオリジナルで、コンパクトな空間ながらも寝心地を重視します。



▲デスクや冷蔵庫、金庫も備えます



▲アメニティ類はバックに入って置かれます

歯ブラシなどは各階のアメニティーステーションから必要なものをピックアップ。キャビンに用意されたバッグには、バスタオル、フェイスタオル、スリッパのほか、シャワールームへの行き来にも着用できるよう、上下セパレートタイプのナイトウエアが入っています。



▲キャビンエリアに飾られた数々のイラストは1枚1枚観てみましょう

いわき市内の観光スポットやフラガールなど、心がなごむイラストが飾られます。描かれているロケーションに行ってみたくなる素敵な絵です。



▲キャビン利用客の専用ラウンジ

客室タイプの宿泊客は利用できないラウンジには、電子レンジや製氷機が設置され、コーヒーやお茶などのフリードリンクも用意。食事やデスクワークでも使えます。さらにキャビンに泊まる方は、事前に申請すると宿泊日の午前10時からラウンジのみ利用することができます。



▲シャワールームの洗面スペース

キャビンの宿泊者専用のシャワーブースと洗面スペースを用意します。



▲キャビン専用のシャワーブース

ハンドシャワーのほかに、レインシャワーや多機能型のボディシャワーを備えます。シャンプー類は、柑橘系ならではの爽やかな香り「Orange Rose(オーランジュ ロゼ)」でした。

シングルルームは¥5,500から


客室タイプの部屋は、シングル、ツイン、広々としたDXツインの3タイプ。特にシングルルームは、時期や曜日により変動がありますが、1人1泊素泊まりなら¥5,500からとロープライス。2名まで利用できます。



▲シングルは10.5平米 <画像提供:ホテルB4Tいわき>

コンパクトかつリーズナブルなシングルルームには幅140cmのベッドが置かれ、デスクと一体型の洗面を備えます



▲シングルルームのシャワーブース <画像提供:ホテルB4Tいわき>



▲客室タイプのナイトウエア

キャビンタイプとは異なり客室タイプに用意されたナイトウエアは、ワッフル生地のワンピースタイプで、肌触りがよかったです。

もっとも広い客室DXツイン


2台のベッドを用意する客室は20平米の「ツイン」と30平米の「DXツイン」の2タイプ。どちらもデスクとソファが設置され、洗面、バス、トイレが独立していて、洗い場のある広めのバスタブを備えます。



▲最も広い「デラックスツイン」

DXツインは30平米のゆとりのある客室で、定員は2名。ソファも置かれたくつろげる空間です。



▲この部屋だけの特別な備品も

ゆったり座れるソファやバルミューダのポット、スケルトンのハンガーラックなど、この客室のみの備品も用意され、ワンランクアップの滞在を楽しめます。



▲ダブルベイシンの洗面もこの部屋のみ



▲湯船にゆったり浸かりたい方は、ツインもしくはDXツインがおすすめです

朝食は和食と洋食から選べます


朝食は3階にある「ハワイアンズキッチン マハロア」で和食セットと洋食セットから選びます。お値段は¥1,200で、朝食付きプランも用意。利用しなかった朝食券はランチで¥1,200分の金券として利用可能。ランチはハンバーグロコモコやパンケーキなどハワイの定番料理が食べられます。



▲「ハワイアンズキッチン マハロア」はスパリゾートハワイアンズ直営のお店

和食は、魚料理、厚焼きたまご、4種のお惣菜がセット。ご飯やみそ汁はおかわりできて、ソフトドリンクやコーヒーなどもフリーでいただけます。この日は赤魚の煮つけで、身がふっくらしていて朝食にぴったりの上品な甘さでした。



▲「セレクトモーニング 和食」

洋食は、スクランブルエッグ、スパム、チーズ、ハム、ブロッコリーのピクルスなど。スープは日替わりで、この日はパンプキンスープを用意。ブロッコリーのピクルスは、甘酸っぱさが美味しい一品でした。



▲「セレクトモーニング 洋食」



▲フワフワのスクランブルエッグを、スパムと一緒にトーストにのせるととても美味しかったです



▲街ぐるみでアロハシャツを推進

「フラガールが生まれた街」として、5月から9月まで市役所の職員もアロハシャツを着用するフラ推しのいわき市。この日スタッフが着ていたのは、市内に本社を置くアパレル企業ハニーズが毎年販売する「IWAKIアロハ」です。市内で発見された日本初の首長竜、フタバスズキリュウの柄も加わります。

時期によっては1泊¥3,000から泊まれる【ホテルB4Tいわき】。「スパリゾートハワイアンズ」や水族館「アクアマリンふくしま」を満喫して、お洒落な施設にステイしつつ、滞在費用はできる限り節約!という方におすすめです。リーズナブルな旅の計画をたててみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:B4Tいわき https://www.hotel-b4t.jp/iwaki/>