「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“デートの途中、31歳女が涙をこらえて彼氏から逃げたワケ”に“二世受験の苦悩”から“女が東京行きの新幹線に乗ろうとした時、ホームに現れた人”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
「ちょっと休んでくるね…」休日デートの途中、31歳女が涙をこらえて彼氏から逃げたワケ

デートの日はいつも、早く起きて家を完璧に整えておく。キレイ好きの昌文に失望されると困るからだ。

― デートって、ほんと仕事みたい。

ワクワク、ウキウキ。そんな感情で恋愛をしたことが、凛子にはない。

目覚ましのために熱々のコーヒーをすすりながら、凛子は、ふと、過去のわびしい恋愛経験に思いを馳せた。凛子に初めて彼氏ができたのは、大学1年のことだった──。

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★第2位
夫の鞄に“GPS付きイヤホン”を忍び込ませた女。21時過ぎ、彼が向かった先は…

フードコートは閉まっている。向いのスタバをガラス越しに覗いてみるが、圭介らしい人物はいない。

1階へ下りようかと階段の方に歩いていた時、左手側に『Agave & Vine』というバーがあった。

テラスに数名が座り、ビール片手に会話を楽しんでいる。由依はスマホを握りしめながら、ガラス越しに中を確認した。

― いた…!

薄暗い照明で見えづらいが、圭介と思われる後ろ姿が見えた。

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★第3位
名門校卒だと知られた途端、教室のママ友たちの「見る目」が変わり…。“二世受験”の苦悩

土曜日の幼児教室に彩香、アン親子が来なくなってから数ヶ月。季節はあっという間に春になり、翼は保育園でも年中クラスに進級した。

土曜日クラスは少し雰囲気が変わった。お受験をやめる、引っ越しをする。様々な理由で何人かが幼児教室を去る一方で、まだ幼さの残る新しい子どもたちが年中クラスに加わった。

― 彩香さん、どうしてるかな。

果奈は今も、彩香からのLINEに返信できずにいる。

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★第4位
嘘:計画通り“医者”を捕まえた32歳女。しかし婚約直後、知りたくなかった彼の本性に触れ…

「え、逆プロポーズ!?やっぱ里緒、男前〜…」

自分の恥ずかしい手札を見せることで、しっかり謙遜する。舞子の夫は、日系の大手メーカーに勤めるサラリーマン。一方の私は、32歳にして5歳上の開業医と婚約した。

相手の肩書なんて関係ないと思っていたが、いざ急に自分の生活が豊かになると、少し気まずかった。

学生時代からの仲である舞子とは、これからも良い関係を築いていたい。だから、面倒だけれど、これは必要なコミュニケーションなのだ。

だけど……。実は、私にはまだ手札がもう1枚だけある。

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★第5位
「好きだけど…別れよう」そう決心し、東京行きの新幹線に乗ろうとしたとき。ホームに現れたのは…

葵は数ヶ月前に離婚した。だから彼女があのまま浜松に住んでいたら、優馬と付き合っていた可能性だってゼロではない。

葵なら、私よりももっと純粋な気持ちで、彼と向き合えていたと思う。もしかしたら、東京に染まってしまった私よりも、葵の方が優馬と合うかもしれない。

― 優馬のことは好きだけど、妹の葵のことは、もっと好きだし大事なんだよね…。

私は、この時に決心した。優馬との関係は、浜松にいる間だけできっぱり終わらせようと。

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