「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“ヒモ同然だった元カレから差し出された封筒の中身”に“年収2,000万の男と交際0日婚をした女”から“披露宴当日、女が両親への手紙で告白した本音”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
ヒモ同然だった元カレが、司法試験に合格。生まれ変わった彼から差し出された、封筒の中身は…

― 頑張ったんだ、良一。

驚きとともに、懐かしい気持ちが蘇ってくる。4年前、良一とは彼の司法試験5浪が決定したことをきっかけに別れた。

奈津美は新卒から大手電機メーカーで事務系総合職として勤務。当時は彼の生活のほとんどを面倒見ていたと言っても過言ではない。一緒に暮らしながら、良一の浪人生活を支える毎日。

良一は学習塾でのアルバイトに精を出しているかと思えば、突然いなくなってバイクで長期間貧乏旅行にいってしまうような、そんな男だった。

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★第2位
彼氏に内緒で突然会いに行ったら、家に入れてもらえず…。告げられた残酷な真実とは

由依は、直子がいつか目の前に現れ「愛香は、私の子。返して」と、言い出すのではないかと心配している。

それに、由依は「圭介はまだ直子に未練があるのでは」と思うことがある。

由依が圭介と出会った時、彼は失意のどん底だった。圭介の憔悴ぶりを放っておけなくなった由依は、半ば強引に彼と仲良くなり、愛香の面倒も見るようになったからだ。

― 私たち家族は大丈夫。

そう思うものの、いつかこの幸せな家族を壊されるのではないかと、不安で仕方がなかったのだ。

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★第3位
ずっと彼氏ナシだった友人が、年収2,000万の男と交際0日婚。怪しさを感じて心配すると、驚きの答えが…

正直言うと、菜摘が私たちより先に結婚するとは思わなかった。

こう言ってはなんだけど、彼女は顔立ちも地味で控えめだし、3人の中では一番モテない。そして何より、菜摘には先月まで彼氏などいなかったはずなのだ。

「…いつの間に彼氏できてたの?1ヶ月前はいなかったよね」
「あ、そうなんだけど…。実は半年前から『結婚を前提に付き合ってほしい』ってアプローチは受けてて」
「どんな人?」

すると、半分放心状態だった恵梨香が急に食いついてきた。

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★第4位
神楽坂在住の33歳女。お泊まりはするけど「私たち付き合ってるの?」と聞けないまま7年が過ぎ…

運ばれてくる料理は目に鮮やかで、食事の間は心からの笑顔で楽しい時間を過ごした。

あっという間に2時間が過ぎ、デザートが運ばれてきた。愛玉子のふわりと香る清涼感が口に広がった瞬間、純夏は、我に返る。

― 結局、大輔の話ってなんだったのかな。

ディナーはもう終盤だというのに、大輔は何も言ってこない。

― 私も、今日は話をするつもりで来たのだけど…どうしよう。

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★第5位
「この人でいいのかな…」結婚に迷いがあった女。披露宴当日、両親への手紙で告白した本音

両親に送る、花嫁の手紙。何ヶ月もの間、推敲を重ねた手紙。別に、この手紙にかぎったことじゃない。私は昔から念入りに、やるべきことをする。

式の準備。会社での仕事。部活のマネージャー業。中学受験。どれもこれも入念に準備をして、一生懸命に努力をしてきた。

でも…一生懸命になっても、叶わなかったことがふたつだけある。ひとつは、慶應幼稚舎に受からなかったこと。もうひとつは──。

私が、男の子として生まれてこなかったこと。

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