会話はコミュニケーションの手段として、また相手を知るための方法と考えられていますが、実は会話ひとつでモテるかモテないかが決まってしまうことを知っていますか? 何気ない会話でもデリカシーやセンスがないと「口を開かない方がいい」なんて言われてしまうかもしれません。

男性との会話をより楽しく、そして男性に意識させるためには、まず会話に注目してみましょう。この記事では、何気ない会話をモテる会話にするための方法をご紹介します。会話に自信のない女性はぜひ参考にしてみてくださいね。

「モテない会話」になってしまう特徴

デートとなると、基本的に周囲に友人などがいない状態。1対1のやりとりは、相手の様子を見ながら会話を楽しむことができます。

しかし、ここでアプローチを間違えてしまうと、好感を持たれないどころか二度と付き合いたくない存在になってしまう可能性も……! まずはモテない会話の特徴についてご紹介しましょう。


自分ばかりになりすぎると「モテない会話」に

相手のことを意識し始めた時、自分のことを知ってもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちが芽生えるものです。そんな時、ついつい自分の話ばかりをしてしまいがちに。

「私は休日こんなことをしている」「学生時代は〇〇をしていて……」「最近は□□や△△が好きで……」と一方的に話していませんか?

自分をよく見せたい、興味を持ってもらいたい、相手を振り向かせたいという気持ちがあるのはよくわかります。しかし、こちらの話ばかりしていると相手はあまりいい気分にはなりません。今日って話を聞きに来ただけ? なんて思われてしまう可能性もあります。

会話の基本はキャッチボールです。自分ばかりになりすぎると「モテない会話」になるので注意してください。


会話のテンポを考えないのもNG

会話のテンポってとても大事だと知っていますか? 友人同士複数人で会話している時に、相手の言葉に反応したり自分の意見を言ったりする前に、会話が他の内容に流れてしまった経験は誰もがあることでしょう。

テンポよく会話についていける人もいれば、慎重に返事をするタイプもいるので、全ての人が同じテンポで会話を進めることは難しいです。

しかし、会話のテンポがずれてしまうと、徐々にその相手と会話するのが億劫になったり、一方的になったりすることがあります。

また、会話が暴走してしまうのも要注意。これは早口ということではなく、会話の展開が早すぎるという意味。二人で会話するなら、相手が理解できていることを確認しながらゆったりした感じで会話を進めましょう。


モテる会話にするためのポイント

ここまでモテない会話の特徴について説明しましたが、それは一体どうすれば改善できるのでしょうか? モテる会話にするためのポイントを2つご紹介します。


「モテる会話」は質問から会話のきっかけを見つける

相手のことを聞き出すのが上手な人っていませんか? 実は質問から会話の内容を引き出すのが上手な人ほど、モテる会話術を持っているのです。

しかし、相手に質問しても「はい」や「いいえ」「特には……」なんて返事ばかり返されると、その先どのような会話をするのがいいのか、何に対して興味があるのか判断できませんよね。

そんな時は、合間に「私なら~~なんですかどうですか?」や「××なんかもありますが、そちらはどうですか?」など、さらに答えやすいように質問返しをするのがよいでしょう。

たとえば相手の男性も、緊張していたり女性と違う意見かもしれないなどの不安を抱えて返事ができない場合もあります。そんなときは自分の意見などを交えてより相手が質問に答えやすくしていくことが「モテる会話」のテクニックです。


お互いが理解できる内容

仲良しの女性同士であれば、何気ないネットのニュースや身内の知り合いの話題、時事ネタなんかも気軽に話せるかもしれません。

しかし、お互いがよく理解しきれていない状態の相手とネットの話題や時事ネタばかりで話してしまうと、相手との距離を縮めることができません。

上記のような内容の会話がダメということではなく、相手のことをよく知らない同士がもっと知らない第三者のことを話題にしてもお互いのことはわからないままです。

特に、話題に困った時には誰でも知っている有名人の話題などを挙げがちですが、できるだけ相手を理解できるやりとりをするのが「モテる会話」なのです。


おわりに

今回は、モテる会話とモテない会話についてご紹介しました。何気ない会話でも、内容の選択や聞き方によってお互いの距離や印象が変わってきます。両者の距離を少しずつ縮めていくために、このような会話の仕方や内容にも注目してみましょう。

相手に自分を知ってほしい一心で、一気に距離を詰めるようなことはせず、男性の様子や雰囲気を見ながら、お互いが楽しいと思える話題を見つけてみてくださいね。