映画『フェアウェル』余命わずかのおばあちゃんにつく“嘘”、心温まる家族の物語

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映画『フェアウェル』が、2020年10月2日(金)より全国公開。

実際の“嘘”に基づく、やさしい家族の物語

ニューヨークで暮らすビリーたち家族は、中国に暮らすおばあちゃんが末期ガンのために数週間の命だと知らされる。そんなおばあちゃんに会うため、中国を離れて日本やアメリカなどに散り散りになった親戚一同が、久しぶりに故郷で集まることに。

アメリカに育ったビリーは、おばあちゃんがわずかな余命を悔いなく生きられるよう病状を伝えるべきだと主張する。それに対して中国に住む大叔母が言うには「がんで死ぬ人は、がんではなく、恐怖に殺される」。中国には、助からない病は告げないという伝統があるのだ。

結局、おばあちゃんには病気のことを伝えずに最期を迎えることに。そうしたなか、おばあちゃんに病気を悟られないよう従兄弟の結婚式を開く......。家族それぞれがおばあちゃんの幸せを想うがゆえに、ときにぶつかり、ときに励まし合う、心温まる家族の物語が紡がれる。

キャスト

主演オークワフィナが、ゴールデングローブ賞<主演女優賞>に!

ビリー役を務めるのは、『オーシャンズ8』ではスリが得意なコンスタンスを演じ、『クレイジー・リッチ!』では主人公の親友を演じたオークワフィナ。本作では、祖母を想う優しく不器用な主人公を熱演。第77回ゴールデングローブ賞においては、主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)に見事輝いた。

脇を固めるキャスト

またビリーの父ハイヤン・ワンを、ディズニー映画『ムーラン』の公開を控えるツィ・マーが演じるほか、数々の映画やテレビシリーズに出演しているダイアナ・リンが、母親のルー・チアン役を務める。

ルル・ワン監督自らの体験をもとに

さらに、自らが経験した実際の“嘘”に基づいて、監督と脚本を手掛けるのはルル・ワン。アメリカのエンターテインメント誌『バラエティ』の「2019 年に注目すべき監督 10 人」にも選ばれたワンが、だれもが共感できる家族の姿を描きだす。

詳細

『フェアウェル』
公開日:2020年10月2日(金)
※当初は4月10日(金)公開予定だったが延期となった。
原題:THE FAREWELL
監督・脚本:ルル・ワン
出演:オークワフィナ、ツィ・マー、ダイアナ・リン、チャオ・シュウチェン
配給:ショウゲート
2019 / カラー / 5.1ch / アメリカ・中国 / スコープ / 100 分


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