サイズよりバランス! ハンサム胸の7つの条件とは
サイズばかり気にしがちだけど“ハンサム胸”の要件は他にあり。「左右差がなく丸みがあり、位置が正しいことが重要」とは、経絡整体師の朝井麗華さん。
「胸の大きさが左右で違ったり、垂れたりするのは筋肉のコリが元凶。つまり、左右対称で位置と形のバランスがとれた胸は巡りのいい健康体の証です。サイズよりバランスに注目して」
もうひとつ、重要な条件が“柔らかさ”。
「バストが本来の柔らかさを保っていれば、ブラジャーに収まりやすくなり、ボリュームや形を自在に調整することが可能に。特に胸を肋骨の幅に収めるようにすると、どんな洋服も品よくハンサムに着こなせるようになります」(バスト研究家・田家麻生さん)
ハンサム胸の7つの条件
【1】すっと浮かぶ鎖骨と、ふっくらとしたデコルテ。鎖骨の埋もれやデコルテの削げは、胸まわりの筋肉のコリがおもな原因。きれいに浮き出た鎖骨と弾力のあるデコルテを目指して。
【2】鎖骨の中央と両方のバストトップを結ぶと、正三角形が現れる。鎖骨中央のくぼみとバストトップを結んで正三角形ができればOK。もし不等辺三角形になったら、垂れ乳や離れ乳の可能性が大。
【3】肋骨の幅に収まるフォルム。バストが左右の肋骨の幅をオーバーしていると、バランスが悪く太って見えやすい。サイズが大きい人は洋服の着崩れにも注意。
【4】くっきりと浮かぶバストライン。バストとボディの境界線が曖昧な人はお肉が脇や下に流れている可能性が。ラインがくっきりあれば、サイズを問わず美しく見える。
【5】耳・肩・腰が一直線上にある。肩や首が前に出ていると大胸筋が圧迫されてバストが横に流れてしまう。横から見てもらい、耳、肩、腰が一直線になるようチェック。
【6】肩とひじの真ん中より上にバストトップがくる。意外と気づきにくいバストの下垂をチェック。肩からひじまでの距離の半分の位置より上にバストトップがあれば合格。
【7】どんな形にでもできる柔らかさ。ふわふわのバストは、周辺の筋肉のコリが少ない健康的な状態。柔らかくてブラに収まりやすいため、ボリューム調整もしやすい。
ハンサム胸を阻害する16の要因をチェック
残念な胸をつくるのは、生活習慣や心のクセ。思い当たることがないか、調べてみよう! ひとつでも当てはまる人はお胸のコンディションに問題があるかも…。
【生活習慣】肩こりがある。腰痛がある。運動不足だ。カップ付きインナーをよく使う。利き手ばかりを使っている。湯船につかっていない。手足が冷えている。PCやスマホの使用時間が長い。
【心のストレス】将来に不安がある。思い込みが強い。臆病だ。頭の回転が速い。コンプレックスがある。反発心が強い。自己否定の気持ちが強い。2〜3歩先を予想することが多い。
現代の女性は、スマホやパソコンの影響、運動不足などで、首や肩、それを支える胸の筋肉がガチガチに凝っているそう。このコリが、胸の崩れの原因。
「ハンサム胸を叶えるには、硬くなった大胸筋や肋骨の間にある肋間筋を柔らかくほぐすことが最重要です」(朝井さん)
ストレスも美乳を妨げていると指摘するのは、田家さん。
「心と体は密接につながっています。自己否定や不安など心のこわばりにより、呼吸が浅くなり筋肉が硬直して、胸に影響が生じるのです。また、日々酷使して蓄積した腕の疲れも胸まわりの筋肉の大きな負担に。ストレッチで体と心をほぐして、美バストを手に入れましょう」
朝井麗華さん 経絡整体師。中国推拿整体を軸に確立したオリジナルメソッドサロン「氣 Reika」主宰。『おっぱい番長の「乳トレ」』(講談社)など著書多数。
田家麻生さん サロン「yvesjubilee」主宰。整体やエステを融合した独自のバストアップ法を研究。著書に『1日2分でマシュマロ美乳!』(イースト・プレス)。
ブラトップ¥3,500(ナイキ/ナージー/ジュンカスタマーセンター TEL:0120・298・133)
※『anan』2018年9月19日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・市川ユイ 取材、文・熊坂麻美
(by anan編集部)