プロが指南!5分で済ませる時短に見えない時短メイクのポイント
ヤバ..、寝過ごした!でも今日は大事な会議があるし、朝からゴミ捨てに洗濯にと、もうメイクに時間かけられない……!
毎日家事もこなして仕事もこなす、当たり前のことですが朝は1分でも時間短縮したいもの。
メイクの手を抜くわけではないですが、なるべくならパッと済ませてしまいたいですよね。なにごとも“手を抜いた感”をさとられないことがポイント。
そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、忙しい朝にピッタリの時短メイクをご紹介します。
■ファンデーションは正面のみ!
ファンデーションも極力塗る場所を少なくして、ちゃんとメイクしている風に見せるなら、お顔正面の“逆三角形ゾーン”に塗りましょう。
最小限ながらも、目元・頬・鼻とくすみやテカリの気になる箇所をきっちりカバーできるので見た目に問題はなし! 少しでも余裕があればリキッドファンデーションとお粉で仕上げたいところですが、時短を一番にするならばやはり“固形ファンデーション”を使用することがベスト。
このときスポンジを横に滑らせるように塗ってしまうと、余計に毛穴が目立ってしまいます。一発でキレイに仕上げるポイントは、スポンジで固形ファンデーションをたっぷりとったら、ポンポンと置くように軽くふんわり乗せること。そうすることで素肌の上にファンデーションの層ができて、キレイに毛穴やくすみをカバーしてくれます。
また、ファンデーション前の下地も省いてOK! 保湿をしたら乾く前にすぐファンデーションを塗りだすことが上手に仕上げるポイントです。
■目元より眉を優先!
目元をナチュラルに仕上げることを想定して、まずは眉を先に仕上げましょう。上手に眉を仕上げるポイントは、“左右得意な方の眉”から描きだすこと。アイブローペンシルで一気に仕上げたら、シャドーではなく綿棒でぼかすようにすることで自然な仕上がりになります。
■目元はハイライトとマスカラのみ!
まぶたのツヤ感があるだけで、“きちんとメイクしている感”を演出することができます。アイシャドーはハイライトのみをまぶた全体に置いたら、あとはマスカラだけ。
眉がしっかりと描かれていれば、目元はこのくらいナチュラルでも気になりません。もうあと一手間がかけられるのであれば、目元に塗ったマスカラのブラシの先でそのまま眉を軽くなぞってみて。
眉の毛の流れが整い、よりきちんと感を出すことができるはず。
■チーク&リップは手を抜かないで!
ベースと目元さえ終われば、もうメイクは完成したようなもの。ここでチークとリップまで手を抜いてしまうと、一気に“手を抜いた”感が出てしまいます。
目元に色が無い分、チークとリップはきちんと発色させてバランスを取りましょう。
いかがでしたか? ここさえ押さえれば大丈夫というメイクの必須ポイントを覚えておいて、忙しい朝に5分で済ませれる“時短に見えない時短メイク”を実践してみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。
【画像】
※ Subbotina Anna / shutterstock