姿勢を変えれば体型も変わる!プロが教える「痩せる歩き方」
ほとんどの人が経験し、挫折と挑戦を繰り返してきたことがあるのが”ダイエット”。筆者も過去に様々なダイエット方法を、トライしては挫折するという経験をしてきました。
ところが、今や全くリバウンドなしの”食べても太らないからだ”を手にしたのです! その秘密は、“姿勢を美しく歩くこと”。
そこで今回は姿勢調律士の筆者が、歩くだけで痩せる姿勢のつくりかたをお教えします。
歩き方を変えるだけでみるみる綺麗に太らない身体へと変化していきますよ。
■最も美しい歩き方「Aウォーキング」
人間の身体というのは二足で立ち、歩くことで、実はとても重たい“重力”を頭のてっぺんから受けているのです。その重力を足下から地面へと流すことが、身体を楽に歩かせるとても重要なポイント。
そして、最も重要なポイントは身体をまっすぐにして歩くこと。インナーマッスルが鍛えられ、代謝もぐんぐん上がっていくのです。
そこで、重力を分散し、まっすぐに歩く“Aウォーキング”という歩き方をお伝えします。
(1)頭はしっかりと天に吊られているイメージで
まずは、“重力を頭の上からかけられている”と想像してください。猫背で歩いていると、重さに耐えられなくなり肩こりなど疲労の原因となってしまいます。
それらの重さを足下から地面へ流すためには、背筋をしっかりと伸ばし、頭が天に吊られているイメージで歩くことがとても大切なのです。
(2)呼吸で内臓を持ち上げる
Aウォーキングは、歩幅は狭く歩くことが鉄則です。歩幅を広げてしまうとひざが曲がり、前傾姿勢になりやすくなってしまうからです。そうなっては美しいボディラインも台無し。
そうならないためにも、呼吸する方法を変えましょう。鼻から息を吸い、口から5つ数えながら下腹からおへそ、みぞおちにかけて内臓を持ち上げるイメージでお腹を凹ませていきます。
この呼吸を歩き出しの始めに必ず行ってください。すると背筋も伸び、お腹も凹みます。さらに、身体の新陳代謝は内臓を活発にし、呼吸も沢山入ることで、リラックス効果まで生まれるのです。
いかがでしたか? リラックスしながらどんどん痩せていくのがAウォーキングです。姿勢が綺麗になるとあなたも“食べても太らない身体”を手に入れることができますよ。
【筆者略歴】
※ 野口早苗 ・・・3歳からのダンス経験を生かし国内外でプロダンサーとして活躍後、姿勢調律士として正しい姿勢の普及活動を行う。姿勢によって、より心と身体を健やかに美しく磨くための方法をご紹介。
【画像】
※ Artens / Shutterstock