デートの遅刻、どれくらいまでなら許せる?「許容時間は30分」

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大好きな恋人とのデート。それは、「会いたい!!」と気持ちが募り、待ち合わせ時間より早く到着することが多いもの……とは一概に言えないようで。

とんだ大遅刻をしてしまったとき、一体、どのようにおとがめが待っていて、どのように償うと許してもらえるのでしょうか?読者へのアンケートで調べてみました。

調査時期:2013年12月24日〜2014年1月5日
調査対象:マイナビウーマン読者
調査数:1,000名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

■許容時間は30分。1時間以上の遅刻にはある程度の覚悟が必要!?

デートの際の待ち合わせ。遅刻すること自体許せないという厳格派から、1時間以上待っていられるという慈悲深い方までバラつきはあるものの、約半数が「リミットは30分」というお答え。いくら携帯のある便利な時代とはいっても、30分以内に止めておいたほうが良いようです。

また、遅刻といっても理由は様々。「渋滞」「電車が止まってしまった」「途中で下痢に襲われて…」といういたしかたない事情であれば、連絡をすれば、30分をすぎても、それほどお咎めも無く許してもらえるようです。

ですが、今回取ったアンケート、遅刻の理由はダントツで「寝坊」。ちなみに、残業や仕事が長引いてという答えは少数派。このような場合は、デート自体中止したり、あらかじめ待ち合わせ時間をずらすといった選択をするからでしょう。

そんなお寝坊さんたちにとって、今回のアンケートは非常に参考になるのでは?

■これは愛でしょ、遅刻しても許されるでしょというレアなパターン
「電車が雪で止まってしまい、一駅走って来てもらった。 そこまでされると怒れない」(24歳・女性)

おそらく大幅な遅刻をしても許されるのはこのレベルでしょう。携帯のない時代は、「待ち合わせ場所の前と裏で1時間も会えなかった」などというようなこともあったかもしれませんが、今や電車のなかでもメールだって使える時代。

携帯が使えなかったという言い訳は、飛行機ぐらいのものではないでしょうか。

■これはいくらなんでも相手を舐め過ぎ!!

30分以上の遅刻をした場合、誠心誠意謝った後、食事やその日のデート代を奢る方が多数派。スイーツやプレゼントといったちょい贅沢な気分になれる物も多く、ロマンチックなケースでは花束などという人も。とはいえ、「あなたの人生、そのうち痛い目にあいますよ!」とツッコミをいれたくなるお詫びもありました。

「相手が2時間半遅れた。償いでマックのポテトを奢ると言われ、ますます頭にきた」(30歳・女性)
「相手が遅刻をして、償いとしてキスを300回されました」(32歳・男性)
キスを300回されても……。なんだかビミョーな気持ちになってしまいそうですが、この男性は、これで良かったのでしょうか?

■高くついた!! 遅刻の対価

逆に、非常に高いお勉強代を支払った方も。でもこれくらい痛い目にあうと、遅刻に気をつけるようになるのでは?1時間遅れるごとにハードルが高くなっていく……。いやはや、なかなかシビアです。

「相手が2時間遅刻した。3万円のフルコースをおごってくれた」(25歳・女性)
「3時間相手が遅れた。プラダのポーチを買わせた」(37歳・女性)
「4時間。宝石を買いました」(58歳・男性)
「二度寝して午前中待ち合わせなのに17時ごろ起きた。1カ月間デート代はすべて自分持ち」(21歳・男性)

■もちろん別れの原因になることも……

たかが遅刻、されど遅刻。許せない人にとっては、どうしても許せないもの。遅刻をするルーズさが目についてくると、お金や生活態度など、他の面でのだらしなさも目についてくることも多々あります。また、溜まった鬱憤をはらすかのように、最後通牒を突きつけられることもあるでしょう。

「3時間35分。別れました」(43歳・女性)
「10分くらいを毎回。謝るだけで償ってはいなかったが、それが原因で別れることになった」(23歳・女性)

遅刻の原因の深層には、「相手の気持ちがそれほどでもない」「舐められている」という心理的な側面があることもあります。

「待たないので最大がわからない。すぐ帰るか待たずに目的地に行く」(33歳・女性)
というマイルールを持っている女性や、
「彼が待ち合わせ時刻に来ないから電話したら、『今起きた』と言われた。2時間遅刻で罰金1万円もらった」(31歳・女性)

という罰金制は、相手も緊張感を持っておつきあいをしてくれそうです。とはいえ、この罰金が、結婚資金になるくらい貯まったら……!?やっぱり待っているのは別れでしょうね。

親しき仲にも礼儀有り。長く交際していても、お互いの時間を大切にして楽しいデートタイムをお過ごしください♪

(文・中山美里)