「勝ち組男子」を見抜く3つのポイント「少年」「スポーツ好き」「意外と不器用」

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億万長者とまではいかなくても、できるだけ余裕のある暮らしをさせてくれる「勝ち組男子」と結ばれたい女子は少なくないはず。では、「勝ち組男子」と「負け組男子」の違いは、どこにあるのでしょうか。

カリスマ婚活アドバイザーであり、コミュニケーション・アドバイザーの西澤史子さんに、成功している男性の特徴についてお話をうかがいました。


●第一印象でわかる「勝ち組男子」の特徴

──まず、初対面でもわかる「勝ち組男子」の特徴はありますか?

「はい。成功する男性は、情報収集能力が高い、動きがスピーディ、努力家で負けず嫌いといった特徴があり、目に強い力があります」

──目がギラギラしている人ですか?

「獲物を狙うような目つきではありません。『勝ち組男子』は、常に会話や相手の表情などからヒントを得たり次の展開を読もうとしたりしているので、目ヂカラが強いのです。

だからといって、神経質そうな雰囲気を持っているわけでもありません。『勝ち組男子』には、周囲に信頼感や安心感を与えるような余裕と笑顔が自然に出ている人が多いですね」

活躍中の人には、目に力がなくて余裕がなさそうなタイプはいないかも。初対面で感じたインスピレーションが意外と正しいというのは、その人が無意識のうちにまとっているオーラが物を言うのでしょう。

●少年っぽい男子 ×子どもっぽい男子

──性格的にはどうですか?

「少年のような男性は、勝ち組になる可能性が高いですね。好奇心が旺盛で、好き嫌いがハッキリしていて、好きなことにはすごく執着して、実は結構涙もろい、みたいな。

つまり、時代の変化や情報に敏感で、ポリシーやこだわりがあり、情に厚いということですから。大きな組織のトップにいるような人は、こういった性格の人が多いです」

──子どもっぽい男性ということですか?

「いえ、少年っぽさと子どもっぽさは違います。嫌なことや苦手なことから逃げる、すぐ人に頼る、言い訳をする、一人でいられないような子どもっぽい男性は、向上心や責任感がなく、目先のことしか考えられず、メンタル的にも弱い。

子どもの未熟さをそのまま引きずっているような人は、成功できるわけがありません」

少年のような純粋な心を持ちつつ、大人として成熟していること。このバランスがとれていない人は、意外と多いものです。

●ガチで男らしい

──ほかに「勝ち組男子」の特徴はありますか?

「逆に質問しますね。『男らしい男』といわれて想像するのはどんな男性ですか?」

──うーん。スポーツ好きで、声が低くて、肉食で、酒が強くて、女好き……でしょうか?

「それこそが、『勝ち組男子』の特徴です。まず組織で上に立つ人は、目標に向かって走ることが大好き。だからスポーツ好きが多いんです。特にランニングは、スペックの高い人ほど多く習慣にしています。

それから声。耳に心地よい声の持ち主の話は聞きたくなるもの。声は自分で改善できるものではないので、低音の美しい声の持ち主はそれだけでポイントが高いですね。

肉食で女好きというのは、アグレッシブな性格の証拠。また、お酒がある程度飲めることは、パーティーや接待の主役を担うのに必要な条件です」

──確かに仕事ができる人って、マッチョでなくても何らかのスポーツをやっていて、肉・酒・女が好きかも!

「肉・酒・女が好きで筋肉自慢の『負け組男子』もいますけどね(笑)。でも少なくとも、体を動かすことが嫌い、お酒があまり飲めない、肉や女に興味がないといった男性に『勝ち組男子』はほとんどいません。

成功者のほとんどは、顔の美醜や身長の高低に関わらず男らしく、モテる人が多いです」

ちなみに、「トップに立つ人は、意外と不器用な人も多いんですよ」と西澤さん。なぜなら、周りが「フォローしてあげたい」と手を差し伸べたくなり、それが部下の創意工夫や努力につながるからだそうです。

高倉健さんの名台詞「自分、不器用ですから……」がはやったのも、うなずけますね。

あなたの周囲には、「勝ち組男子」に成長しそうな男性はいますか? もし見つけたら、早めに行動したほうがいいかもしれませんよ。

西澤史子
コミュニケーション・アドバイザー兼カリスマ婚活バイザー。お見合いパーティーを開催する「エクシオジャパン」では数多くの婚活企画をコンサルテーション。2012年11月に退社し、2013年1月に戦略的コミュニケーションコンサルティング会社・ループを設立。著書に「成功をつかむ3%の男がやっていること」(日本実業出版社)がある。

(OFFICE-SANGA 百田カンナ)