「Olivier Rain」でパンが多くそろうのは11:00〜15:00。ポーションを小さくし、手ごろな価格にしているので、いくつも試したくなる!

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自然豊かな福岡・筑後エリア。地元で採れる小麦やお茶、果物などの農産物を使ったパン作りを営む店も多い。また、古い街並や旧所名跡、雰囲気のよい佇まいも残る吉井町や秋月、柳川などはおでかけにぴったり。おいしいパンを求めて旅に出かけよう!

【写真を見る】「ぱんのもっか」。イチジクやブルーベリー、桃といった、うきは産の季節のフレッシュフルーツを、デニッシュやブリオッシュなどの生地でスイーツ感覚で楽しむ

■ 地元・八女の素材を使った手ごねパン「Olivier Rain」

個性的な店が立ち並ぶ土橋市場の一角に、2016年にオープンした「Olivier Rain(オリビエ レイン)」。店主の田中雅也さんは22歳で店をオープン。「ペニンシュラ東京」のベーカリーを皮切りに福岡市東区の有名店「pain stock」で修業を重ねてきた。

修業店と同じく粉は100%国産小麦のみで、ミキサーを置かず手ごねのみでパンを作る。キタノカオリを100%使ったリュスティックや表面をキャラメリゼしたハニートーストなど「pain stock」でおなじみのパンも並ぶが、田中さんのスペシャリテといえるのが食パン。

地元八女で石臼製粉をする製粉会社「梅野製粉」の全粒粉と強力粉を組み合わせることで、柔らかさと歯切れのよさを両立させ、複雑な甘さが印象的な一品へと仕上げている。ツナやマヨネーズなども自家製にするなど、一歩ずつ理想のパンへと駆け上がる若手の成長を見届けたい。

[Olivier Rain]福岡県八女市本町1-17 土橋市場内 / 0943-43-4181 / 10:00〜18:00 / 火曜・水曜休み

■ 白壁の街並みに建つパン屋さん「ぱんのもっか」

高知のパン屋で10年修業した吉岡亮次さんが営む「ぱんのもっか」。住宅街の奥に建つ立地にも関わらず、連日多くの客が訪れる人気店だ。

パンは昼ごろから次々と焼き上げ、骨型に成形したパンやワサビ入りのクロワッサンといったユニークな創作メニューが店頭にズラリと並べられる。地元のうきは産フルーツを使った商品は彩りも美しい。災除川(さいのきがわ)を望むテラスのイートインスペースもある。

[ぱんのもっか]福岡県うきは市吉井町1127-5 / 0943-75-3303 / 9:00〜18:00※売切れ次第終了 / 月曜・第2火曜休み

■ 路地裏で見つけた小さなベーカリー「IMUSTAN」

店内は3、4人でいっぱいになるコバコのベーカリー「IMUSTAN(イムスタン)」の営業は週3日のみ。入口横の陳列棚には10種類以上がそろう看板のベーグルをはじめ、フランスパンやケーキ、焼き菓子がある。

小麦の風味を生かし、具材をゴロゴロと入れ、食べ応えも重視したメニューに仕上げるのが特徴。店へは、柳川駅東口から二ッ川沿いを北上。看板がないので、見逃さないよう注意しよう。

[IMUSTAN]福岡県柳川市三橋町蒲船津563-7 / 0944-75-4022 / 11:30〜19:00※売切れ次第終了 / 日曜・月曜・火曜・水曜休み、不定休

■ 3日分の愛情と手間ひまをたっぷり注入「天然酵母ぱん 月の峠」

福岡県朝倉市にある「天然酵母ぱん 月の峠」。一昼夜熟成させた天然酵母を加えてこねた生地を、ひと晩寝かせ完成するパンは約20種類だ。しっかりとした独特の歯応えと深い味わいがクセになる。1つのパンを作るのに3日を要するため、はかり知れない愛情と手間ひまを費やす。

「古処鶏入りカレーぱん」(220円)を筆頭にメロンぱん、ごまぱんなど全メニューが月の峠を代表する人気メニューだ。もちろんパンに入れるカレーやあん、クリームなども添加物なしの手作りにこだわっている。

[天然酵母ぱん 月の峠]福岡県朝倉市秋月380 / 0946-25-1115 / 11:00〜17:00 / 無休 

■ 風味豊か、果肉たっぷりのフルーツパン「林檎と葡萄の樹」

アップルパイが有名な「林檎と葡萄の樹」で販売するソフト系フルーツパンが評判。リンゴやブドウなどフルーツをトッピングした果樹園ならではのパンが人気だ。

果肉の食感や風味を生かしたパンはハチミツを加えることで、ふんわりとまろやかな食感に仕上がっている。県外からの購入者も多く、焼き上がってもすぐに売り切れてしまうことも。パンは「三連水車の里あさくら」や山田サービスエリア(下りのみ/大分道)でも味わえる。

[林檎と葡萄の樹]福岡県朝倉市山田758 / 0946-52-0913 / 10:00〜18:00 / 無休

■ 思わず笑顔になれるソフトパンに舌つづみ「パンと雑貨とおいしいもの ニコパン」

「パンと雑貨とおいしいもの ニコパン」は店前に置かれたゥ縫海舛磴龕ゥ沺璽の看板が目印の、北島勇さんと美香さん夫婦で営むベーカリー&カフェだ。

パンは長時間発酵させた粉が豊かに香り、ふんわりしすぎず、程よい噛み応えを残した独特な食感のソフト系をメインに展開。毎日30〜40種類のパンが並ぶ。もとは銀行だったレンガ造りの建物をリノベーションした店内と、テラス席で食事もOK。天井も高く開放感あふれる空間でゆったりと過ごせる。

[パンと雑貨とおいしいもの ニコパン]福岡県三潴郡大木町横溝82-1 / 0944-78-1292 / 10:00〜18:00 / 月曜、不定休

■ リピート率が高い天然酵母パン!「bakers’ sign」

店前にある「パン焼けました」の看板が目印の、通称・オレンジ色のパン屋さん「bakers’ sign(ベイカーズ サイン)」。筑後平野で採れた小麦粉に、天然酵母を加えて作るパンが評判だ。天然酵母パンは前日に仕込んだ分しか作れないので、売切れ次第終了となる。

パンはハード系から総菜、ソフト系、甘い系とバランスよく用意。対面販売スタイルのショーケースの中には、「チーズんブール」(185円)や「焼きカレーパン」(195円)など60種類以上のパンがずらりと並ぶ。

[bakers’ sign]福岡県朝倉郡筑前町野町1649-1 / 0946-24-1477 / 9:00〜18:30 / 月曜休み※不定休あり (九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)