在日外国人の出身国別にみた、居住区ランキング TOP10 これが東京23区のリアルだ!
あなたはご存知だろうか?日本が「隠れ移民大国」と呼ばれていることを。
街中、電車、マンション、コンビニ…。
東京で生活していれば、外国人を見かけない日など1日もない。
公に移民を受け入れることはしていないが、すでに「世界第4位の移民大国」とも言われている日本。では、彼らはどの国からきて、東京のどこに住んでいるのだろうか?
というわけで今回は、東京都が発表している『外国人人口(平成30年版)』で、23区内に在住する外国人を調べてみることに。すると、今のリアルな東京が見えてきたのだった…。
23区に在住する外国人の、出身国ランキング
まずは23区には、どこの国の出身者が多く居住しているかを調査。すると、このような結果に。
1位は圧倒的に中国人だった。
世界各地に「チャイナタウン」を形成している彼ら。近年の国内における中国人の増加は皆さんの体感のとおりであろう。
2位以降を見ても、アジア圏がそのほとんどを占めている。あらためて日本は「アジア」の一員であることがわかる結果だ。
そこへ、唯一食い込見込んだアジア以外の国がアメリカ。
文化的な影響がこれだけ強い中で、逆にアメリカが7位というのは、少々意外な結果と思う人も多いのではないだろうか。
では、次のページからは、ここで紹介した上位10カ国の、出身国別の居住地ランキングを見ていこう。
どこの国の人が、23区のどこに多く住んでいるのか?調べてみると、国ごとの傾向がわかる結果となった。
それは意外な結果か、それとも予想通りか…。あなたは今の東京の“リアル”をどれくらい知っているだろうか?
まずは、在住人口10位のタイ人。彼らが好む街とは?
タイ人が多く住んでいる街、TOP5
日本人の旅情をかきたて続ける魅惑の「タイランド」は、癒しスポットのアイコン的存在。図らずもその思いは相思相愛だったようで、東京23区内だけで「6,530人」が居住している。
「3泊できればGo!」な存在のタイだが、その時間が取れない方のために(!?)在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介しよう。
◆第5位 スカイツリーのお膝元:墨田区
何者をも受け入れる下町エリアは、やはりタイ人にとっても住みやすかった!
心なしかエスニック料理が多いイメージもある墨田区。花火やお祭りなどのついでに、タイ料理を満喫するのもオツかも。
◆第4位 好アクセスの穴場感:足立区
住みたい街で名前が上がる北千住などを保有する「足立区」が4位にランクイン。家賃や物価に手ごろ感があり、路線の乗り入れも豊富な印象。
近年、人気上昇の足立区は、グローバル化も進んでいた!
◆第3位 羽田空港の底力:大田区
京浜東北線の「蒲田」や「大森」のイメージが強いが、個人商店が軒を連ねる人情味ある雰囲気はタイ人にも好まれた!
生活力ある風景は、たしかに母国・タイとも遠からずかも…。
◆第2位 解放感ある水の街:江戸川区
ウォーターフロント地区で、河川敷などの水辺の空間が多い「江戸川区」。東京駅にもほど近く、都心アクセスがいいところも魅力的。
飲食店やスーパーも充実しており、水上交通が整ったバンコクとシンクロする部分もあるかもしれない。
◆第1位 押しも押されもせぬビッグシティ:新宿区
昼夜問わず混雑する街、都庁のある区、都内屈指の歓楽街、など、イメージを語らせたら枚挙に暇がない「新宿区」。
大小さまざまな企業、飲食店、住宅を保有する「新宿区」は、様々な価値観や文化が溶け込んだビッグシティであることは疑いようもない。
「マンペイライ」のタイ人は、この活気ある街に順応する明るさを持っていた!
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在住人口9位のミャンマー人。実はサブカル好きなのか?
ミャンマー人が多く住んでいる街、TOP5
在住外国人ランキング9位だった「ミャンマー」。この結果を、意外に思う人も多いのではないだろうか。10位の「タイ」に比べるとなじみの薄い国。
東南アジアの西端に位置する「ミャンマー」は、「タイ」と「インド」の中間にある国。実は親日的なことで知られ、日本のアニメも普及しているという。敬虔な仏教徒で、黄金の仏寺「シュエダゴン・パゴダ」は観光で人気のスポット。
◆第5位 サブカル発信地:中野区
新宿に近く、交通アクセス至便な中野区。商店街のアーケードがイメージされ、どこかのんびりした雰囲気も漂っている。
単身アパートも多く整備されており、学生をはじめ若者も多く住む街という印象だが、ミャンマー人の居住人口も多い結果となった。サブカルチャー発信地は、ダイバーシティー化も進んでいた!
◆第4位「日暮里繊維街」など外国人訪問率高し:荒川区
面積でいうと、23区中で2番目に小さい「荒川区」。
外国人が多く買い付けに来ると噂の「日暮里繊維街」をエリア内に抱えるなど、外国人占有率が高めな印象。
「都電荒川線」のイメージが強く、条件反射的にぶらり散歩をしたくなる荒川区だが、たしかに「日暮里」「町屋」などアクセス好位置な区域も目立つ。納得の結果といえるかもしれない。
◆第3位 ベッドタウンの実力:北区
在住人口、1,000人超え。「4位」から2倍の上げ率を誇るのは、ベッドタウンのイメージが強い「北区」。呑んべえにはたまらない昭和レトロな街「赤羽」を保有しており、傷ついた東京の大人を容認し続けている功績は偉大である。
心に傷を抱えた大人に優しいこの区なら、異国の地に不安を感じるミャンマー人であろうと、なんなく受け入れてくれるだろう。
◆第2位 またか…、のビッグシティ:新宿区
やはり「新宿区」である。
東京にくる者が通過儀礼的に交差する場所はここなのである。
群衆が日々訪れては去っていくこの巨大な街にあって、もはや形容詞は必要ないだろう。
◆第1位 ターミナル&人情:豊島区
「8人」という微差で新宿区に競り勝ったのは、「豊島区」。ターミナル駅を持つ区はやはり強かった!
都心へのアクセスはもちろん抜群だし、商業施設も充実している。巣鴨や目白など、池袋から少し移動すると違った表情を見せてくれるところも安らげる。
巣鴨や大塚は、ミャンマー料理が食べられるお店が多い印象。コミュニティとして成立していると思われる。
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次は、在住人口8位のインド人。彼らが一大コミュニティを築いている街とは?
インド人が多く住んでいる街、TOP5
インドとひと口にいっても、国土も雄大、人口も13億を超える偉大な国家だ。北インドと南インドでは文化もまったく違うはずで、その生態は掴みきれぬ…。けれども交流したい!
それに、なんといっても本場のカレーをたくさん食べたいあなたのために(!?)在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介しよう。
◆第5位 名だたる高級住宅地:世田谷区
東カレ連載にもたびたび登場する「二子玉川」や「三軒茶屋」など、セレブ妻の在住率も高めな「世田谷区」。実は、インド人も多く生活している区だったのだ。
世田谷区は、LGBTの差別を禁止するなどマイノリティの受け入れが進んだ区でもある。外国人にとっても住みたい街だった、という結果となった。
◆第4位 夜のグローバルシティ:港区
西麻布を中心に、毎夜、欲望渦巻く人間模様を描いている港区。港区に生息する男女の中にはインド人も含まれていた!
移り変わりが激しいこの街は、外国人にとっても刺激的な東京の姿を見るには格好の場所なはず。仕事も遊びもすべてが事足りてしまう港区コミュニティで、インド人もまた遊んでいるのである。
◆第3位 観光都市:台東区
観光名所、浅草がある「台東区」。23区内で最も小さい面積でありながら、外国人旅行客で賑わい、放たれる存在感は独特。
多国籍料理を商うお店が多い浅草・上野など、たしかに外国人にとってのホームタウンになるポテンシャルは揃っている。
インバウンドの集客に力を入れていることも、外国人の住居環境を整備する要因となっているかも!?
◆第2位 湾岸シティ:江東区
3位に大差をつけてランクインした「江東区」。湾岸エリア人気で居住環境はどんどん充実している気運があるが、インド人も増加しているよう。
インド食材を扱う専門のスーパーも存在し、東西線やりんかい線が都心まで接続している。門前仲町の商店街などの古風な雰囲気も面白いはずだ。
それに、川沿いであることも大きいかもしれない。荒川をガンジス川に見立てているとかいないとか…
◆第1位 公園施設充実:江戸川区
「江東区」と荒川を隔てた向かいにある「江戸川区」が、インド人在住人口1位に躍り出た!
このランクインには、インド人街として名高い「西葛西」の暗躍が大きいようで、納得の結果である。家賃相場もお手頃。同じ国の人が多く住んでいてくれたら、移り住むにも安心だ。しばらくは一大コミュニティであり続けそう。
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在住人口7位のアメリカ人。彼らはやはり、あの区が好きだった!
アメリカ人が多く住んでいる街、TOP5
6,000マイル向こうから、自由でポップなカルチャーを吹き込み続けてくれている「アメリカ」。
星条旗ほど生活のいたるところで華を添える国旗モチーフはもはやないといっても過言ではないだろう。(とりあえず日の丸超えであることは間違いない!)
食しかり音楽しかりファッションしかり、アメリカンカルチャー道をひた走りたいあなたのために(!?)在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介しよう。
◆第5位 ハイセンス住宅地:目黒区
言われてみれば、である。ひそかに「バーガー激戦区」でもあった目黒区が、虎視眈々と米国人在住人口5位にランクインした!
自由が丘にアメリカ初上陸フードが多く輸入されているのもこれで頷ける。
輸入食材も多く手に入り、交通アクセスも悪くない。静かに落ち着いた生活をしたいなら居住環境として申し分ないはず。
◆第4位 ビッグシティ、再び:新宿区
パブやスタンディングバーも多く、母国に近い生活を送れそうな「新宿区」。
マナーや慣習に口うるさくなさそうな、いい意味でヤングカジュアルな雰囲気が外国人にも評価されている。面倒くさくない物わかりのよさが、新宿にはある。
繁華街にほど近い「新宿御苑」に「セントラルパーク」を重ねているのかもしれない。
◆第3位 往年のエース:渋谷区
「そうだ!渋谷区があったじゃないか」といいたくなる順位付けである。
ここにきて初の渋谷区であることが意外だが、カルチャー発信地「渋谷」は確かに「アメリカンカルチャー」の濃度は高め。
若者がアメリカに憧れるのは今も昔も変わらないのかもしれない。
◆第2位 THE 王道のファミリー感:世田谷区
オフィスワーカーの駐在アメリカ人が家族と住む、というシチュエーションにばっちりハマりそうなのは「世田谷区」である。
区画がそろっていて街が美しく、三軒茶屋や二子玉川などでは、ショッピングも楽しめる。公園も多い。
この区が醸し出す、郊外にある「憧れの街」感は、アメリカ人にも効くようだ。
◆第1位 やはりこの街がお好き:港区
蓋を開けてみると、ぶっちぎりであった。
六本木のクラブにおける外国人占有率を思えば、大きく頷ける結果ではある。
大使館が軒を連ねているエリアの安心感からか、いつしか外国人にとっても羽目を外せる場所となっていったのかもしれない。港区の夜は、アメリカ人にとっても熱かった。
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23区内に住む外国人、6位にランクインした台湾人は、あの街が大好き!
台湾人が多く住んでいる街、TOP5
「週末1人旅」や「年3回渡航」を決行するような、熱烈な愛好者を生み出し続ける「台湾」。やはり友好関係は本物だった!
「小籠包」や「かき氷」といったご当地グルメの魅力もさることながら、温かい人柄に魅了されることもあるだろう。
それでは、台湾人の在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介!
◆第5位 23区内人口No.1の実力:世田谷区
インド人、アメリカ人も多く住む「世田谷区」。台湾人にとっても住みやすかった!
外国人向けの相談窓口も区役所に備えられており、在住環境として整っているのも魅力的。
◆第4位 中央線沿線:杉並区
中央線沿線で、留学中の学生に人気がありそうな「杉並区」。
井の頭線沿線エリアは、単身で居住しやすそうな住居スペースが豊富にそろう。「阿佐ヶ谷」などのファミリーで住むのに需要がありそうなエリアも保有する。
◆第3位 23区内人口No.3の底力:大田区
古き良き日本の雰囲気を残す「蒲田」、都内屈指の高級住宅街「田園調布」を保有する「大田区」。
横浜方面にも出やすく、学校やオフィスがこちらにあれば住居の選択肢になりそう!羽田空港が近いのも、ポイント高し。
◆第2位 池袋の乗降数はNo.2:豊島区
JR東日本の乗降数が、新宿に次ぐ第2位である「池袋」。大塚駅などにもシェアハウスが多く完備されており、やはり留学生からの需要が多いよう。
外国人観光客でにぎわう「巣鴨」も「豊島区」。こんなところからも親近感を覚えてくれているかもしれない。
◆第1位 本ランキング常連:新宿区
これまで、タイ人、ミャンマー人、アメリカ人にも選ばれてきた「新宿区」。台湾人も多く住んでいた。
幅広く色々な国籍の人が住んでいて、”人種のるつぼ”の様相をなしている。ちなみに東京のモンマルトルといわれる「神楽坂」も「新宿区」。こちらは、フランス人が多く住んでいる。
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5位のネパール人が多く住む街は、やはりカレーとの深い関係がある…!?
ネパール人が多く住んでいる街、TOP5
「OK」を表すのに、首を傾けるジェスチャーをする「ネパール人」。彼らは、1日2食であることも知られている。
近年、留学生としての渡航が増えてきており、コンビニなどで接客してくれている姿も見られる。
生活慣習も未知なところが多い「ネパール人」を知るために(!?)在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介しよう。
◆第5位 中野ブロードウェイは外国人にも人気:中野区
2013年には明治大学の新キャンパスが中野に設立されるなど、文化発信の場所としてのイメージを築きつつある「中野区」。
単身者用のコンパクトな物件も豊富で、駅から離れるとお手頃物件も探せそう。
「中野サンモール商店街」の他スーパーも揃い、生活環境は整っている。留学生も快適に過ごせそう。
◆第4位 高円寺、浜田山など表情多彩:杉並区
荻窪や高円寺など、活気ある商店街も多い「杉並区」。
行政や大学が中心になった国際交流もたびたび開催されており、街全体に外国人歓迎モードが流れている。
阿佐ヶ谷にネパール人の「インターナショナルスクール」を保有することも大きいだろう。
◆第3位 本ランキング常連:大田区
タイ人、台湾人も多く住んでいる「大田区」。ネパール人も生活の舞台にここを選んでいた!
密かなカレー屋激戦区でもある西小山も「大田区」が保有。ネパール人が多く住んでいるようである。
◆第2位 本ランキング常連:豊島区
ミャンマー人、台湾人も多く住んでいる「豊島区」。新宿同様にダイバーシティが進む区となっている。
元々、同国出身者が多いところに住みたがる傾向があり、今後も増加していくことが予想される。
◆第1位 王者の貫録:新宿区
都下最強の「新宿区」。その勢いはとどまることを知らないようだ。「大久保」付近はコンパクトな住居が多く、留学生も在住しやすいよう。実際多くの外国人が在住している。
「新宿ゴールデン街」が外国人観光客の人気スポットになっており、意外なところに日本人が忘れてしまっている自国の魅力のヒントがありそう。
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在住人口4位のフィリピン人は、都内最大のフィリピン人・コミュニティがあるあの街!
フィリピン人が多く住んでいる街、TOP5
常夏の国に生きてきたことを思わせる大らかな人柄で、世の男性(女性も!?)を魅了してきたフィリピン人。セブ島などのリゾート地は、日本からの旅行にも人気である。
「竹の塚」など、フィリピン人が多く住む街としてすでに有名なエリアもある。…ということはやはりあの区なのか!?フィリピン人在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介しよう!
◆第5位 水辺の街:江東区
インド人も多く住んでいた「江東区」。とくに「青梅」周辺は、局所的に外国人比率が高まっているという声も聞かれる。
7,107の島々で構成される「フィリピン」。ウォーターフロントの「江東区」に故郷を重ねているのだろうか。
◆第4位 寅さんの街:葛飾区
参道商店街で食べ歩きしたくなる「柴又」、こち亀で知られる「亀有」など、気さくな下町情緒が魅力の「葛飾区」。
家賃相場や物価はお手頃で、常磐線や京成線が都心まで繋がっている。
◆第3位 23区内の人口No.3:大田区
またしても「大田区」である。相対的に人口が多いという話はさておき、「田園調布」に「蒲田」まで保有するこの区の守備範囲は広い。
「蒲田」といえば、東南アジア料理の名店が多い。生活の匂いがするどこか混沌とした雰囲気に、母国を思うフィリピン人もいるのかもしれない。
◆第2位 公園多し!:江戸川区
タイ人、インド人も多く住んでいた、国際色豊かな「江戸川区」。リトルインディア「西葛西」を内包していたが、フィリピン人は「小岩」に多いよう。
東西線に乗れば、都心へのアクセスもよし。物価指数も低めで、生活しやすいことは間違いない。
◆第1位 やはり!:足立区
「リトル・マニラ」の別名を持つという「竹ノ塚」。都内最大のフィリピン人コミュニティと思われる。
「北千住」などの要塞も抱え、水上アスレチックができるようなアクティブスポットも多い。この上自国のコミュニティがあるとなれば、フィリピン人にとっての「住みたい街」この上ないだろう。
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23区内に住む外国人3位のベトナム人が選んだ街は!?意外か、それとも納得…!?
ベトナム人が多く住んでいる街、TOP5
「バインミー」や「フォー」など、女性を中心に大人気の「ベトナム料理」。
平均年齢が「30.4」歳といわれるベトナムからは、働き盛りの若い世代の人たちが多く居住してくれているよう。
親日家が多いことでも知られる彼らと、もっと交流したいあなたのために(!?)、在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介。
◆第5位 主要駅まで30分圏内:北区
実は多くの沿線が走る「北区」。京浜東北線や、上野東京ライン、湘南新宿ラインが通り、都心へのアクセスは良好!
「赤羽一番街商店街」の「赤羽」や、「十条銀座商店街」の「十条」など、お惣菜が買える商店街も有名だ。
居住環境として整っている下町「北区」の穴場感が、ベトナム人にも選ばれている。
◆第4位 都電の魅力:荒川区
都電が走り、「日暮里」や「町屋」を保有する「荒川区」。
山手線やつくばエキスプレスも通っており、交通アクセスは◎。大型スーパーが多く食材や日用品も簡単に手に入る環境である。
加えて、グルメ散策可能。「あらかわ遊園」もあり、充実した休日を過ごせそう。
◆第3位 本ランキング常連:江戸川区
タイ人やインド人からも選ばれたインターナショナルシティ、「江戸川区」。都内だけではなく、千葉や神奈川にも出やすい好アクセスで、広範囲に行動できる利点がある。
「葛西臨海公園」は江戸川区南部にあるし、「東京ディズニーランド」にも行きやすい。「バインミー」を持ってお出かけしたくなるスケール感で、のびのび生活できそう。
◆第2位 人種のブラックホール:新宿区
西武新宿線沿いにベトナム料理店が乱立する「新宿区」。観光地としても人気のスポット「ドン・キホーテ」など、日用品も簡単にGETできる。
最強アクセスであることは言うまでもない。全ての者を寄せ付けてしまう強力な魅力を放つのが、ビッグシティ「新宿区」なのである。
◆第1位 本ランキングの要塞:豊島区
終電後の時間でも営業中のチェーン店が迎えてくれる「池袋」。
池袋「西一番街」の、外国人比率はどんどん増加しているそう。ターミナル駅の、生活リズムを選ばない便利さは何物にも代えがたいようだ。
便利で何でもある混沌とした街、というのが外国人から選ばれる理由かもしれない。
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2番目に多い韓国人。やはり選ぶのはあの街なのか!?
韓国人が多く住んでいる街、TOP5
1泊2日の弾丸ツアーですら行けてしまう「韓国」。快適に安全に渡航でき、日本からの観光地としても大人気の国である。
生活習慣も近く、身近な存在であることは間違いない。
更なる交流を得たいあなたのために(!?)、在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介。
◆第5位 本ランキング頻出区:江戸川区
これまで、タイ人、インド人、フィリピン人、ベトナム人が多く住んでいることが分かった「江戸川区」。強固な外国人コミュニティが形成された区は、韓国人にも選ばれる街だった!
「西小岩」には韓国食品を専門に扱うスーパーがあるのも嬉しいはず!
◆第4位 ウォータータウン:江東区
臨海副都心線が通り、「豊洲」や「清住白河」など人気の住宅地がある「江東区」。
韓国人も多く住んでいる区という結果になった。焼肉店など韓国料理を食べられるお店も多い。
◆第3位 下町のグローバルシティ:荒川区
ミャンマー人、ベトナム人も多く住んでいた荒川区。韓国人も「5,000人」を超える人数が住んでいることが判明した!
「三河島」の「コリアンマーケット」周辺は、ランチ時になるといい匂いが漂ってくるそう。歴史あるマーケットで、韓国トリップ気分を味わいたい。
◆第2位 ターミナル駅北千住の馬力:足立区
タイ人、フィリピン人が多く住んでいる「足立区」。韓国人も多く生活している区となった。
「北千住」はもちろん、「西新井」周辺も韓国料理店やキムチを打っているお店が多く、本場の味を楽しめそう。
◆第1位 納得のNo.1:新宿区
コリアンタウン「新大久保」を保有している新宿区。
韓国コスメやお菓子の品ぞろえも充実。ショッピングをするだけで、高揚した気分になれる。
「チーズダッカルビ」を堪能する女子たちで、今日も新大久保は賑わっているのだ。
ランキングの詳細はこちら。
ついに本丸!1番多い中国人たちが住んでいる街を発表!
中国人が多く住んでいる街、TOP5
今や活気あふれる国の代名詞的存在になっている「中国」。まさに圧倒的な存在感を見せつけた。日本への観光客も増えている昨今、「爆買」の様子も記憶に新しい。
アジアの大国・中国人の在住人口が多い区「ベスト5」をご紹介しよう!
◆第5位 コスパグルメの聖地:足立区
タイ人、フィリピン人、韓国人が多く住んでいた「足立区」。多くの外国人から選ばれる結果となった。
コスパグルメの聖地「北千住」に近く、ショッピングセンター「アリオ」も保有する。中国人にとっても生活しやすい理由がそろっていることが証明された。
◆第4位 池袋のお隣:板橋区
昔ながらの下町、といった雰囲気の「板橋区」。埼京線では「池袋」の隣に位置し、都心への交通は至便だ。ほかにも都営三田線や東武東上線が通る。
「高島平」などのベッドタウンを抱える「板橋区」。生活の拠点にする中国人も多いようだ。
◆第3位 多国籍区:新宿区
「新宿区」が3位の結果となった。人種のるつぼの同区には、中国人も多数暮らしていた。
コリアタウンの印象がある「大久保」は、実は中国の食品やアラブ系の食材を扱うお店も多い。中国人もとても多く暮らす、多様性に富んだコミュニティが形成されていたのだ。
◆第2位 湾岸エリアのサードプレイス:江東区
インド人、フィリピン人、韓国人が多く住んでいる「江東区」。日本人でも若い世代が多く移り住んでいるという「江東区」は、中国人も多く住んでいた。
実は「パレットタウン」も江東区で、大型商業施設も多い。電車だけではなくバスも整備されている小回りの良さで、公団住宅も整備されているとあっては、納得の結果といえるだろう。
◆第1位 民族のサラダボウル:江戸川区
タイ人、インド人、フィリピン人、ベトナム人、韓国人が多く住んでいる、「江戸川区」。
「瑞江」や「葛西」など、駅前に生活が必要なものがそろう駅が多く、安心して生活できる環境が整っている。「上野」「新宿」などの主要な職場に、30分で行けるアクセスも手伝って、オールマイティーに愛されているといえる。
結局、外国人が1番多く住んでる街って…?その答えを一挙に紹介!
その他の国も含めて、一挙に紹介。これが東京のリアルだ!
最後に、23区での外国人居住者ランキングを紹介しよう。
この表からは「どこの区に外国人が多く住んでいるか」がわかる。言い方を変えれば、いちばんダイバーシティが進んでいる街とも言える。
その結果がこちら!1位は納得の新宿区。
新宿駅周辺を歩けば、日本語よりも外国の言葉の方が多く聞こえてくる、なんていう現象も、もはや日常茶飯事。4万人以上の外国人が住んでいるのだから、それもそのはずと納得できる結果となった。
13位〜23位は下表の通り。渋谷区が19位というのはやや少ないようにも感じるが、下位2つの中央区、千代田区は、そもそも日本人の居住者も少ない街。
逆に、この地を選んで住んでいる外国人は、どんな理由があるのかに興味が湧いてくるくらい少ない人数となった。
今回の「外国人人口」、あなたは納得の結果だっただろうか?
気がつけば、コンビニでもレストランでも、外国人のお世話になることは多い。
日本に居住する外国人は、今後ますます増えていくことが予測される。そんな彼らは、東京でどの街を選ぶのか。その傾向を知ることで、東京のリアルをまた一つ知ることができるだろう。