女性が彼に対して、浮気をしていないかどうか目を光らせているように、男性側だって警戒はしています。LINEなんかは特に気にするところ。疑われるようなやり取りをしていないでしょうか? 今回は、“彼に浮気を疑われた男友だちからのLINE”というテーマで、女性たちに語ってもらいました!

文・塚田牧夫

童貞くんに「経験人数は2人だけ」

「仲のいい男友だちに、三十歳にしていまだ童貞の人がいるんです。どうも女性に対して夢見がちなところがあるので、たまにちょっとからかったりするんです。

彼のなかの私のイメージは、かなり淫らなものになっていたと思います。そこで、イメージ改善のために嘘をつくことにしました。LINEで“経験人数は2人だけだよ”と送ってみたんです。

そうしたら、丁度その部分だけ、隣にいた彼に見られてしまった……。そして“なに嘘ついてんだよ”と怒り出した。

彼からしてみると、“少ない人数を申告して、イメージを良くしようとしている”という感じだったんでしょう。男相手のLINEですから、そう捉えられても仕方ありません。

必死に弁明して、ことなきを得ました。童貞くんをからかうのもホドホドにしようと思いました」ミズキ(仮名)/29歳

「カップル割で行こう!」とストリップへ

「彼が背後にいることに気付かず、男友だちとLINEをしていたら、それを見られてしまいました。しかもよりによって、“カップル割で行こう!”という怪しい内容のものを……。

すぐに言い訳しました。“観たい映画があって、共通の趣味の友だちと一緒なら安くなるから……”と苦しいながらも、なんとか言い逃れました。

でも、本当は観に行くのはストリップだったんです。共通の友だちにストリップ嬢がいて、その子の出る公演を観に行く計画を立てているところでした。

カップル割で行くと、かなり安くは入れるんですよね。その部分を彼に見られていたら、もっと話がこじれていたでしょう。危ない危ない……」リカ(仮名)/28歳

「××様〜」と憧れの人のように

「私は、男友だちともLINEを気にせずするほうです。彼に見られちゃいけないような内容は送ってない……つもりだったんですけどね。

あるとき、彼が私のスマホを覗いて、“なにそれ”とやや不機嫌な様子で言ってきました。男友だちのことを“××様”と呼んでるのが気になったよう。

まるで私が、その人に憧れているように見えたんでしょうね。でも違うんです。その人は、ある戦国武将の子孫らしく、友だちみんなから“様”付けで呼ばれていたんです。

ただ、たくましさの欠片もなく戦国感なんてない。憧れでもなんでもなく、むしろちょっとバカにしたニュアンスが含まれているんです。それを説明したら“なるほどね”と納得してくれました」ケイ(仮名)/30歳

“彼に浮気を疑われた男友だちからのLINE”をご紹介しました。

彼も、彼女が自分以外の男と連絡を取り合っていたら、意識もするでしょう。男友だちだから、というような言い訳は通用しません。怪しまれるような内容を送り合うのはやめたほうがいいでしょうね。

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