旬のタケノコを使って 超簡単なマクロビご飯を作ろ!

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旬を丸ごとおいしく 春の恵みをいただこう

春には春ならではのおいしいものがあって、料理をするのも楽しい季節ですね。今回は、動物性食品を使わない食材で、春に食べると心と身体が喜ぶマクロビオティックを基本としたレシピをご紹介。

「タケノコご飯」と言うと、大変そうなイメージかもしれませんが、今回のレシピは簡単に作ることができるのでご安心。使用する材料もシンプルで少なめ。それを自分の腕で料理することにより「氣」が伝わり、食べ物のエネルギーが高まる、というわけです。

春は肝臓が最もよく動き、体内の老廃物を吐き出す作用が高まる季節。春の食材には体内の浄化を促進させるものが多く、春の山菜や野草などの苦味や、雑穀では麦も体内浄化を助けてくれます。

農産物が少ない春先は、高野豆腐など冬場に作られる保存食を利用すると便利で経済的。素材は有機栽培無農薬のもので、伝統製法、無添加のものがいいことは言うまでもありません。

確かにいい食物は体への投資となりますが、無理に貴重な食材をそろえなくても大丈夫。「ない時はなくてもいい」といったおおらかな心がけも必要。いいものをいただけた時は、自然の恵みと生産者や関係者の気持ちのつながりにもありがたく感謝して。

◇ タケノコと丸麦の玄米混ぜご飯

【材料】
有機栽培玄米 450g
有機栽培丸麦 90g
塩 ひとつまみ
醤油 50cc
油揚げ 2枚
水煮タケノコ 200g
だし汁 625cc
だしがらシイタケ 5個
ゴマ油 少々
ニンジンの新若芽や白ゴマなど 適宜

【手順】
1:ご飯はだし汁で炊く。もち米を1割ほど入れて炊くとさらにおいしい。

2:油揚げ、シイタケは粗いみじん切りにし、タケノコはうすく食べやすい形に切る。フライパンに油を敷いてタケノコ、シイタケ、油揚げを炒めて醤油と塩で味付けをする。

3:炊き上がったご飯に2を混ぜてでき上がり。

4:食べる時にお好みで白胡麻を振ってもいい。

 

 

ライター:幸雅子

出典: 『Yogini』vol.15/「アヒムサ食堂」

監修:森山幹麗(くつろぎ工房主催。リマクッキングスクール師範科修了。龍村ヨガ研究所指導者養成講座修了。)