仕事も恋もうまくいかない。そんな悩める堅実女子たちに、人気DJのKAORIさんがHAPPY&キラキラを注入! その熱いメッセージを本サイトでは3回に分けて紹介していきます。今回はその2回目となるテーマは“脱・貧困と成功のコツ”。

ちなみに、KAORIさんは超人気DJ。今まで出したMIXCDは売上枚数460万枚を突破。ニューヨーク時代は、マライア・キャリーやマイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、マイク・タイソンなどスーパーセレブからパーティDJのオファーを受けています。最新作のMIXCD『DJ KAORI’S PARTY HITS』も好評です。

『DJ KAORI’S PARTY HITS』ユニバーサルミュージックより発売中。

 KAORIさんに“Suits-Womanで『貧困女子』が話題になっているんですよ”と伝えたところ、「私も昔、N.Y.時代、貧困女子だったこともありますよ!」とまさかの一言。キラキラして、多くのセレブたちから人気を集めているのに、どういうこと!?

「ニューヨーク時代、私はbaby mama(シングルマザー)とルームシェアしていたの。お互いにお金がないし、今みたいに仕事があるわけじゃないし、家賃は高いし……。それで、どうしても家賃が払えなくて、立ち退きしなくちゃいけなくなったわけ。もちろん差し押さえだから、執行官が来て、着のみ着のまま追い出される。バッグも財布も持って行っちゃダメなのね。これがニューヨークのリアリティー。私はたまたまポケットの中にメトロのカード(Suicaみたいなもの)を持っていたから、“よし、これで友達の家に行ける”と思ったの。でも、期限切れになっていたんだよね(笑)」

まさに、八方ふさがり。そんな時も、KAORIさんはポジティブさを失わなかったと続けます。

「そりゃ落ち込みますよ。でも気分を下げたところで何もいいことはない。自分で自分を救えなければ、誰も助けてくれない。だからね、自分が顔を上げて前進しようとすれば、必ず誰かが助けてくれる。あとは、とにかく人に会う。お金がなければ歩いて友達の家に行くなど、誰かに会えば、必ず未来を拓くヒントがひらめくし、相談すれば親身になってくれると思う。そう信じて、無我夢中で生きていたら、気が付けば生活は立ち直っていたかな。貧困だと思う女のコにアドバイスするなら、閉じこもっていないで外に出てみて、ということ。クラブは超大金持ちも、趣味で生きているような人もいろんな人がいるから、刺激になると思う。お金持ちになれるチャンスもきっとつかめるはず」

KAORIさんはチャンスをつかむ握力が強い。話していて、運命の引きが強い人のオーラにあふれています。だからチャンスをつかめるのではないでしょうか?

「そんなことはありません! 私はできるかできないかを考えるより、先に行動しちゃうタイプだからそう思われるのかもしれません。結果を出そうとしたり、失敗を恐れる前に、自分のやりたいことをやればいいと思うの。考え方ひとつで人生は変わるんだし。

私ももともとは考えすぎて行動に移らないタイプだったから……『気持ちの持ちよう』も勉強しました。もちろん、『Don't worry,Make money』(アメリカで有名な自己啓発の本)も読みましたよ(笑)」

そういう自己啓発系の本も時には読みつつ、自分のエネルギーを上げて行けばいいと思う、とKAORIさんは続けます。

「自分を信じた人が、最終的にはHAPPYになるんだと思う。だから、今、何かに悩んでいるなら、外に出て人に会えば可能性が広がると思いますよ。でもそれと同時に、自分に集中する事も大事。刺激は受けても、比べない。自分の人生は自分しか生きれませんから! とあとね、私はいろんな人に会っているけれど、誰もが若い頃、お金にまつわる苦い経験をしているから、そんなに悩まなくてもいいと思う。大切なのは自分にリミッターをかけないこと。今の自分がすべてなんて思わないで……幸せなんて、自分の気持ちひとつで必ず手に入りますから!」

「自分を信じた人が最終的にHAPPYになれる」と微笑むKAORIさん。

DJ KAORI

単身でニューヨークへ渡る。クラブでプレイしているところを現地No.1 Hip Hop DJ・ファンクマスターフレックスに見いだされる。彼が率いるDJ集団Big Dawg Pitbullsに唯一の女性DJとして迎えられ、さまざまなシーンで活躍。2008年にリリースした『RAGGA MIX』『INMIX DVD』はゴールドディスク大賞を2部門で受賞。CD以外にも、EXILE、安室奈美恵等のリミックスや、楽曲プロデュースも手掛ける、日本を代表するPARTY番長。 最新情報は公式サイトでチェック!

 Twitter: @DJ_KAORI_staff 

Instagram:@djkaori_official