「馬鹿は風邪ひかないって言うのにね」「子どもが受験だからうつさないで」風邪のときにイラッとした上司・同僚の言動
風邪をひいたからと言ってまわりに甘えるのは良くないけれど、ほんのちょっとでも労ってくれたらやっぱりうれしい……人間ってそんなものです。しかし、そううまくいかないのが世の中と言うもの。中にはブチっとキレそうな言葉を投げかけられることもあるようです。そんなイライラ体験を、女性のみなさんに聞いてみました!
■「体調管理ができていない!」
・「残業、休日出勤続きでろくに寝る時間もなかったのに、『自己管理ができてない』と言われた」(33歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「上司にうつされた風邪で苦しんでいたのに『体調管理はしっかりしてね』と嫌みを言われてイラッとした」(24歳/小売店/販売職・サービス系)
・「会社で働いて初めての風邪なのに、『よく風邪ひくね』と上司に言われた」(27歳/生保・損保/秘書・アシスタント職)
確かに体調管理はできていないかもしれないけれど、そのタイミング・シチュエーションで言われるとイラッ。思わず反論したくなりますね。
■仕事はじゃんじゃんまわします
・「風邪をひいているのに、上司がどんどん仕事を持ってきて、イラっとした」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「風邪ひきながら必死に働いて残業もしてるのに、いつものように定時で帰る上司にイラっとする」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「『早く帰りなね』と言われたが、直前に仕事を渡されていて帰れる状況じゃなかった」(30歳/生保・損保/専門職)
まわりから見ると、風邪をひいていても、出社していれば「仕事ができる状態」とみなされるのかもしれません。でもほんのちょっとだけ「労わりの気持ち」がほしい……。
■気づかい一切ナシ!
・「咳もすごくしててフラフラなのに、重い荷物を運べと男性社員に言われた」(29歳/建設・土木/事務系専門職)
・「のど風邪をひいてしまい、上司に『電話出なくていいよー』と言われたが、誰も電話に出ないため、着信が鳴りっぱなしという事態に。結局自分が出なくてはならず、最終的には声が出なくなった」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「風疹にかかったのに、『会社に来れる?』と言われたとき」(29歳/金融・証券/販売職・サービス系)
体調が悪いと他人の気持ちにも敏感になりやすいもの。気づかいも身にしみるけれど、まったくないのもまた同様。そして風疹のときは出社させないでください!
■その発言、うっとうしいです
・「『馬鹿は風邪ひかないって言うのにね〜』と嫌みっぽく言われた」(30歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「『本当に体調悪いの? だったら休めば良かったのに』って言われた」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「『子どもが受験だからうつさないでね』と言われたとき」(33歳/その他/事務系専門職)
・「風邪をひいてマスクをして出社したときに『マスクに口を描いたらおもしろいのに』と言われたが、それにこたえられるほど元気ではなかった」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)
言っている本人はあまり考えていないのかもしれませんが、具合が悪いときに言われると本当にキレそうになりますよね。
いかがでしたか? 風邪でしんどいときは気を張っているせいか、他人の言動が良くも悪くも突き刺さるもの。あなたのまわりに具合の悪さをおして仕事をしている人がいたら、ほんのひとことだけでも気づかいの言葉を伝えてあげてくださいね。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2013年11月にWebアンケート。有効回答数297件(22歳〜34歳の働く女性)