「え〜と」「あの……」言葉グセをなくす方法とは?

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会話をしていて、ついつい口から出てしまう言葉グセ。はっきりしない優柔不断な印象を与えるので、使い方によっては相手をイライラさせてしまうことも。言葉グセをなくすには、どうすればいいのでしょうか?

■全く出ないのも不自然

言葉グセには、話と話の間をつなぐクッションの役目もあります。ちょっと言葉に詰まったときに「え〜とね……」などと使って間を持たせたり、誰かに話しかけるときに「あの……○○さんですか?

」とワンクッション置くことで、いきなり話しかけて相手をびっくりさせるのを防ぐことができます。

そのため、不必要な言葉グセはなくしたほうがいいですが、ある程度の言葉グセは逆に会話の潤滑油となりうるのです。

■自信のないときに出がち

言葉グセの持つネガティブ・イメージそのままに、「え〜と……」「あの……」というような言葉グセは、自分に自信が持てないときに出がちです。そうして言葉を曖昧にすることで、無意識に責任逃れしようとしてるんですね。

発言には責任が伴うものなので、自信がないときには言い切ってしまうのが怖いのです。しかし、このような心理状態のときの言葉グセは相手に暗い印象を与えてしまうので、意識してなくしたほうがいいでしょう。

■呼吸の仕方によって言葉グセが出たり出なかったりする

気がつくと口をパカンと開けている「口呼吸」。これがクセになってしまっている人は、言葉グセが出る回数も多いのです。口があいたままなことにも気がつかないほど注意力が散漫になっているのは、それだけ物事に集中できていない証拠。

したがって、会話をしていても「自分の意見をはっきりと相手に伝えよう!」と思うことができず、ついつい言葉をうやむやにする言葉グセを連発してしまうんですね。

■腹式呼吸をマスターしよう

曖昧な話し方を直したかったら、口呼吸をやめて、腹式呼吸をマスターすることが大切です。よく「お腹から声を出して!」と言われますが、お腹にしっかり力が入ると、自然と大きな声が出るのです。

声が大きくなると言葉に責任を持たなくてはと思うようになり、言葉グセもあまり出なくなります。